南桑名町(みなみくわなまち)は、愛知県名古屋市中区にあった地名。現在の栄二丁目の一部に相当する。1丁目から5丁目が設定されていた[1]。
地理
名古屋市中区中央部に位置していた。東で南長島町・横三ツ蔵町5丁目・白川町、西で南伏見町、南で日出町・城代町に接していた[2]。ただし、町域の中間を白川町が分断していた[2]。
歴史
地名の由来
桑名町筋の南に成立したことによるとみられる。
沿革
- 明治4年9月29日[1] - 桑名町筋広小路以南に南桑名町が成立[2]。
- 1878年(明治11年) - 名古屋区成立に伴い、同区南桑名町となる[2]。
- 1889年(明治22年) - 名古屋市成立に伴い、同市南桑名町となる[2]。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 中区成立に伴い、同区南桑名町となる[1]。
- 1936年(昭和11年)1月1日 - 一部が広小路通に編入[1]。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 栄区成立に伴い、同区南桑名町となる[1]。
- 1945年(昭和20年)11月3日 - 栄区廃止に伴い、中区南桑名町となる[1]。
- 1963年(昭和38年)3月20日 - 2〜5丁目が白川町に編入[1]
- 1966年(昭和41年)3月30日 - 住居表示実施に伴い、栄二丁目に編入され、消滅[1]。