歴史
- 1896年(明治29年)7月15日:官設鉄道北陸線の敦賀駅 - 福井駅間の開業時に、鯖波駅(さばなみえき)として開業((一般駅))[1][2][3][4]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、北陸本線所属駅となる。
- 1973年(昭和48年)4月1日:駅名を南条駅に改称[3][5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取扱を廃止、旅客駅となる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[3]。
- 2018年(平成30年)9月15日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[6][7][8][9][10][11]。
- 2022年(令和4年)3月31日:簡易委託を解除し、無人化[12][13][14]。
- 2024年(令和6年)春:北陸新幹線の金沢駅 - 敦賀駅間開業に伴い、ハピラインふくいの駅となる(予定)[15][16][17]。
駅構造
単式ホーム2面2線[2]を有する地上駅[1]。かつては単式ホーム1面2線と島式ホーム1面2線の2面3線を有したが、中央の線路(島式ホーム側)が撤去されて[18]、一部は保線車両の引上線に転用されている[18]。元々単式であった上りホーム側に駅舎があり、ホーム間は地下通路で連絡している(階段のみでバリアフリー非対応)[2]。
福井地域鉄道部管理の無人駅で、駅舎は南越前町商工会館と併設となっている[2]。ICカード専用の簡易改札機[6][8][10]、ICカードチャージに対応した自動券売機が設置されている。[要出典]
開業時の駅名は「鯖波駅」で、これは当駅近隣の宿場町の鯖波から名付けられた[1]。その後、所在地が南条町となって駅名と合ってないことから地元から解消の要望が起こり、鯖江駅と近くて紛らわしいため改称することとなった[5]。
のりば
- ICOCA導入までに改めてのりば番号が制定されたが、撤去された中線についてはカウントから外されている。[要出典]
利用状況
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「福井県統計年鑑」によると、近年の1日平均(乗車人員)は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 466 |
1998年 | 452 |
1999年 | 421 |
2000年 | 419 |
2001年 | 411 |
2002年 | 396 |
2003年 | 381 |
2004年 | 370 |
2005年 | 368 |
2006年 | 360 |
2007年 | 356 |
2008年 | 366 |
2009年 | 351 |
2010年 | 332 |
2011年 | 316 |
2012年 | 321 |
2013年 | 335 |
2014年 | 330 |
2015年 | 331 |
2016年 | 348 |
2017年 | 342 |
2018年 | 330 |
2019年 | 310 |
駅周辺
- 杣山
- (妙泰寺) - 日蓮宗の名刹
- 南越前町役場
- 南越前町立南条小学校
- 南越前町立南条中学校
- ウォーターランド南条
- 南条郵便局
- 国道365号
- 福井県道203号池田南条線
- 北陸自動車道 - 南条サービスエリア・南条スマートインターチェンジ
バス路線
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「JR南条駅」停留所から下記の路線が発着する。
- 南条住民利用福祉バス[19]
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e 川島 2010, p. 54.
- ^ a b c d e f g 朝日 2012, p. 24.
- ^ a b c d 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』JTB、1998年10月1日、133頁。
- ^ 昭和12年10月1日現在鉄道停車場一覧 - 国立国会図書館近代デジタルライブラリー
- ^ a b 「「南条」と改称 北陸本線鯨波駅」『交通新聞』交通協力会、1973年4月1日、1面。
- ^ a b (PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道金沢支社、2018年5月30日。 オリジナルの2019年5月28日時点におけるアーカイブ2020年9月13日閲覧。 。
- ^ “JR西日本「ICOCA」9/15エリア一体化、近畿から北陸・岡山も利用OK”. マイナビニュース (2018年5月30日). 2021年9月25日閲覧。
- ^ a b “イコカ福井県内導入は9月15日 福井駅と敦賀駅は先行で自動改札”. 福井新聞ONLINE (2018年5月31日). 2018年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月25日閲覧。
- ^ “JR西、福井でイコカ導入 9月15日から北陸線19駅”. 日本経済新聞. (2018年5月31日)2021年9月25日閲覧。
- ^ a b “福井もICOCAで行こか JR西、9月15日から19駅に導入”. 産経ニュース. (2018年6月4日)2021年9月25日閲覧。
- ^ “福井県内のJR線でICカード切符「ICOCA」運用開始 早朝購入組の姿も”. 福井経済新聞 (2018年9月15日). 2021年9月25日閲覧。
- ^ . 福井新聞 (福井新聞社). (2020年8月26日). オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ。2021年5月9日閲覧。
- ^ “JR春江駅の窓口12月中旬で営業終了、無人駅へ 丸岡駅のスケジュールも発表 福井県坂井市”. 福井新聞 (福井新聞社). (2021年11月9日)2021年11月9日閲覧。
- ^ “森田・南条・今庄の駅無人化 JR3月末で”. 福井放送. (2022年2月25日)2022年2月27日閲覧。
- ^ . 中日新聞Web. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。2022年4月10日閲覧。
- ^ . 朝日新聞デジタル. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。 2022年4月10日閲覧。
- ^ . 読売新聞オンライン. (2022年4月9日). オリジナルの2022年4月9日時点におけるアーカイブ。 2022年4月10日閲覧。
- ^ a b 川島 2010, p. 21.
- ^ “南越前町住民利用バス【南条地域】のご案内”. 南越前町 (2020年4月1日). 2022年10月9日閲覧。
- ^ a b “時刻表(南条西部線・東部線)” (PDF). 南越前町 (2019年9月1日). 2022年10月9日閲覧。
参考文献
関連項目
外部リンク
- 南条駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道