南日本短期大学

南日本短期大学（みなみにほんたんきだいがく）は、鹿児島県日置郡伊集院町（現：日置市）大字猪鹿倉550^[2]に本部を置いていた日本の私立大学である。1966年に設置され、1978年に廃止された。学生募集は1973年度まで行われ^[3]^[4]、1978年5月22日に廃校となった^[4]。現在、短期大学のキャンパス跡地が鹿児島育英館中学校・高等学校の校舎の一部に転用されている。

南日本短期大学
大学設置/創立	1966年
廃止	1978年
学校種別	私立
設置者	学校法人吉永学園^[1]
本部所在地	鹿児島県日置郡伊集院町（現：日置市）大字猪鹿倉550^[2]
学部	国文科経営科
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概要

大学全体

南日本短期大学は吉永学園^[1]により1966年に設置された日本の私立短期大学である。学科数は2つとなっていた。

当時の入学試験について

最終年度においては、国語・社会^[5]の学科試験や面接試験により入学者を選抜していた^[3]。

沿革

1966年 南日本短期大学開学。経営科を置く：在学者数は43（うち女12）となっている^[6]。
1967年国文科を増設：在学者数は23（うち男9）となっている^[7]。
1973年度をもって学生募集を最終とする（経営科：男47、女14、国文科：男17、女24^[8]）
1978年5月22日廃校^[9]^[10]。

基礎データ

所在地

鹿児島県日置郡伊集院町猪鹿倉550^[2]

教育および研究

組織

学科

国文科
経営科：「税理士・会計士」・「公務員」の各コースが設けられていた。

専攻科

なし

別科

なし

取得資格について

中学校教諭二級免許状を取得するためのカリキュラムがあった。
- 国語：国文科^[3]。
- 職業：経営科^[11]

研究

CiNii Books 著者検索-南日本短期大学-

大学関係者と組織

大学関係者一覧

大学関係者

歴代学長

(中野豊)
(中堀誠二)
(吉永ヤス)^[12]
(愛甲勝矢)

施設

キャンパス

交通アクセス：当時、国鉄鹿児島本線伊集院駅から徒歩で通学することになっていた^[3]。

寮

女子学生を対象とした学生寮があった^[3]。

対外関係

系列校

鹿児島城西高等学校^[13]

参考文献

『全国学校総覧』昭和42年度版～
全国高等学校長協会編『(教員養成課程認定大学・短期大学等総覧)』（第一法規出版）
『全国短期大学一覧』1966年度版～1985年度版^[14]
『全国短期大学高等専門学校一覧』（(財団法人文教協会)）昭和49年度版～
『(全国短期大学受験要覧)』（廣潤社）1970年度版～1975年度版
『全国短期大学受験案内』（晶文社）昭和42年度版～
『全国短期大学案内』（梧桐書院）1971年度用～

出典および脚注

[脚注の使い方]

^ ^a ^b 学校法人吉永学園は、1978年に学校法人城西学園となり、さらに1997年に日章学園に統合された。
^ ^a ^b 現在は、鹿児島県日置市伊集院町猪鹿倉550
^ ^a ^b ^c ^d ^e 1975年度用『全国短期大学受験案内』（晶文社）527頁より
^ ^a ^b 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』296頁より。
^ 倫理・政治経済・日本史・世界史から1科目選択することになっていた
^ 昭和42年度版『全国学校総覧』（以下『総覧』）43頁より。
^ 昭和43年度版『総覧』45頁より。
^ 昭和49年度『総覧』52頁より
^ 実際のところ、在籍者がいたことが確認できるのは1976年度であり、昭和52年度『総覧』55頁において「経営科：男6、女4」とある。ちなみに、昭和51年度版『総覧』56頁には、国文科には学生の在籍が確認できないことを意味する「-」が記されている。
^ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』ｐ1048、「日置郡伊集院町猪鹿倉（いがくら）」の項には、「志願者の激減により1977年に廃校となった」旨の記載がある。
^ 『'71 全国短期大学案内』（梧桐書院）より
^ 当時、事務取扱として。
^ 当時は鹿児島照国高等学校
^ 1979年度版以前は『短期大学一覧』

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