南予水道企業団(なんよすいどうきぎょうだん)は、愛媛県西南部の3市1町(宇和島市・八幡浜市・西予市・伊方町)で構成する水道用水供給事業を行う一部事務組合。地方公営企業法の適用団体である。
概要
愛媛県南西部において水道用水供給事業を共同経営することを目指し設立された。
野村ダムの利水を活用して1日最大42,300m3の用水を確保し、1日最大39,310m3の水道用水を構成団体に供給している[2]。用水供給事業を行うに当たり1973年から幹線導水路(農林水産省の国営南予用水土地改良事業と共同事業)や浄水場等設備のなどが行われ、1992年に整備が完了した。
住民への給水は各構成団体が手がけており、企業団では直接住民への給水は行っていない。
構成団体
沿革
- 1971年 - 「南予用水事業期成同盟会」発足。
- 1973年 - 2市7町で「南予水道企業団」を設立。
- 1979年 - 三間町が加入。
- 1992年 - 南予水道用水供給事業が完成。
- 2004年4月1日 - 構成団体の三瓶町・明浜町が宇和町・野村町・城川町と合併し西予市となる。
- 2005年3月28日 - 構成団体の八幡浜市・保内町が合併して八幡浜市となる。
- 2005年4月1日 - 構成団体の伊方町・瀬戸町・三崎町が合併して伊方町となる。
- 2005年8月1日 - 構成団体の宇和島市・吉田町・三間町が津島町と合併して宇和島市となる。
- 2019年10月 - 宇和島市津島地域と愛南町が構成している津島水道企業団が吸収する形で統合すると発表[3]。
主な事業所・施設
脚注
関連項目
外部リンク
- 南予水道事業団