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北川嗣雄

北川 嗣雄(きたがわ つぐお、1943年昭和18年)3月24日[1] - )は、日本政治家大阪府羽曳野市長(4期)。元羽曳野市議会議員(8期)。

北川 嗣雄
きたがわ つぐお
生年月日 (1943-03-24) 1943年3月24日(80歳)
出生地 大阪府羽曳野市
出身校 大阪府立河南高等学校松原分校定時制課程
前職 サントリー職員
所属政党 無所属

当選回数 4回
在任期間 2004年7月25日 - 2020年7月24日

羽曳野市議会議員
当選回数 8回
在任期間 1973年9月30日 - 2004年
(テンプレートを表示)

来歴

大阪府羽曳野市出身。大阪府立河南高等学校松原分校定時制課程卒業。サントリー株式会社に就職[2]

1973年9月30日、羽曳野市議会議員選挙に当選。以後市議を計8期務める。

2004年4月17日、ハンナン会長の浅田満詐欺罪など複数の容疑で逮捕される。同年6月14日、羽曳野市長の(福谷剛蔵)は、偽装牛肉事件にからみ浅田との面会記録を改竄した問題の責任をとり辞職願を提出した[3]。これに伴って7月25日に行われた市長選挙で初当選した。選挙の結果は次項の通り[4]

2004年羽曳野市長選挙

2004年7月25日執行。日本共産党の推薦を受けた杉山弥生ら2候補との戦いとなった。477票差で逃げ切り初当選。

※当日有権者数:94,957人 最終投票率:47.18%(前回比:0.96pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
北川嗣雄61無所属18,207票41.27%(推薦)自由民主党
杉山弥生63無所属17,730票40.18%(推薦)日本共産党
田仲基一39無所属8,185票18.55%

2008年羽曳野市長選挙

2008年7月13日執行。自民党以外の各政党からも推薦を受け再選。

※当日有権者数:94,581人 最終投票率:38.08%(前回比:-9.1pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
北川嗣雄65無所属20,993票59.81%(推薦)自民党・民主党公明党社民党
若林信一59無所属14,107票40.19%(推薦)日本共産党

2012年羽曳野市長選挙

2012年7月1日執行。大阪維新の会羽曳野支部の推薦を受けた元市職員の麻野佳秀ら2候補と戦い3選。維新の会系候補初の府内の首長選落選となった。

※当日有権者数:94,195人 最終投票率:43.25%(前回比:5.17pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
北川嗣雄69無所属18,796票47.18%(推薦)民主党・自民党
麻野佳秀62無所属13,373票33.57%(推薦)大阪維新の会羽曳野支部
宇山鉄雄65無所属7,666票19.24%(推薦)日本共産党

2016年羽曳野市長選挙

2016年7月10日執行。日本共産党の推薦を受けた元市議の笹井喜世子を破り4選。投票率が急激に上がったのは第24回参議院議員通常選挙と同日選挙だったため。

※当日有権者数:94,139人 最終投票率:54.71%(前回比:11.46pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
北川嗣雄73無所属33,629票67.56%(推薦)自民党・民進党・公明党
笹井喜世子64無所属16,151票32.44%(推薦)日本共産党

2020年羽曳野市長選挙

2020年7月12日執行。大阪維新の会が擁立した山入端創に敗れ、落選[5]

※当日有権者数:92,670人 最終投票率:50.27%(前回比:-4.44pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
山入端創39大阪維新の会16,958票36.84%
北川嗣雄77無所属13,345票28.99%
田仲基一55無所属6,330票13.75%
松村尚子50無所属5,934票12.89%
嶋田丘72無所属3,465票7.53%(推薦)日本共産党

不祥事

2016年に、(羽曳野市農業委員会)への申請を行わないまま農地を違法に転用したとして農地法違反容疑に問われている市内の不動産会社の社長から、市幹部ら数十人と共にウナギ弁当などの差し入れを受けていたことが、2018年10月25日に一部新聞報道で明らかになった。市などでは(便宜供与)などがなかったか調査をしているが、当該の社長は、過去にも梅酒や箱入りのブドウなどを贈ったと証言しており、贈答が常態化している可能性が指摘されている[6]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、290頁。
  2. ^ プロフィール | 羽曳野市長のページ
  3. ^ “羽曳野市長が辞職 浅田容疑者との面会記録改ざんで引責”. 朝日新聞. (2004年6月14日). http://www.asahi.com/special/funikuren/OSK200406140024.html 2016年1月12日閲覧。 
  4. ^ 昭和34年市制施行以降の羽曳野市における投票律率の推移
  5. ^ “大阪・羽曳野市長選 山入端氏が初当選”. 毎日新聞. (2020年7月14日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200714/ddm/002/010/038000c 2020年7月14日閲覧。 
  6. ^ 大阪・農地法違反 羽曳野市長らにうなぎ弁当など贈答品 毎日新聞 2018年10月25日
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