北島 斉孝（齊孝、きたじま なりのり、1863年9月11日（文久3年7月29日[1]）- 1918年（大正7年）11月9日[1][2]）は、日本の神職、政治家、華族。出雲大社(北島国造家76代)、(貴族院男爵議員)。旧名・殿若丸[1]。
北島斉孝
経歴
出雲国出雲郡（現島根県出雲市大社町）で北島国造家75代・(北島脩孝)の長男として生まれる[1][3][4]。父の死去に伴い1893年（明治26年）4月7日、男爵を襲爵した[1][3][5]。
1882年（明治15年）出雲大社権宮司に就任[2][4]。同禰宜、大教正、神道出雲教（現出雲教）大教主を務めた[2][4][6][7]。
1908年（明治41年）7月1日、貴族院男爵議員補欠選挙で当選し[8][9]、公正会に所属して活動し、死去するまで在任した[2][10]。
親族
脚注
参考文献
- 人事興信所 編『人事興信録』（4版）人事興信所、1915年。
- 『貴族院要覧（丙）』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 『大正過去帳 物故人名辞典』東京美術、1973年。
- 神社新報社 編『神道人名辞典』神社新報社、1986年。
- 衆議院; 参議院 編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館 編『平成新修旧華族家系大成』《上巻》吉川弘文館、1996年。
- 井上順孝ほか 編『新宗教教団・人物事典』弘文堂、1996年。
- 國學院大學日本文化研究所 編『神道人物研究文献目録』弘文堂、2000年。