この記事の一部(ストーリーレーベル化以降に関わる部分)は更新が必要とされています。 この記事には古い情報が掲載されています。編集の際に新しい情報を記事に反映させてください。反映後、このタグは除去してください。(2023年5月) |
劇団ノーミーツとは、日本の劇団である。主宰は広屋佑規、林健太郎、小御門優一郎[1]。2020年4月9日結成[2]。「NO密で濃密なひとときを。」をテーマに、稽古から上演まで一度も会わずに活動しており、「フルリモート劇団」を名乗っている。
2021年10月にリブランディングを行いストーリーレーベル「ノーミーツ」へと改名した。
概要
没入型ライブエンターテインメントカンパニー「Out Of Theater」代表であり、主宰の一人である広屋が、新型コロナウイルスの影響により予定していた企画がすべて中止・延期となったことを受け、インターネット会議システム・Zoomを活用して自宅でできる演劇を発案。映画プロデューサーの林健太郎、脚本家の小御門優一郎に声をかけ実現。2020年4月5日に会議を行い、4月9日には「ZOOM飲みしてたら怪奇現象起きた...」というテキストと共にTwitter上に動画を公開し、1.8万いいねを集めた[3]。
2020年4月23日に、旗揚げ公演となる有料チケット制の第1回長編作品「門外不出モラトリアム」を、5月23日より上映することを発表した。2日間で4公演および再演を含め、5,000人以上が生配信を視聴した[4]。
2020年6月12日に、第2回長編作品となる「むこうのくに」を、2020年7月23日より上演することを発表した[5]。
2020年9月14日に、広屋が代表取締役となって株式会社Meetsを立ち上げた[2]。
2020年11月16日に、株式会社Meetsが、オンライン劇場「ZA」を11月25日にグランドオープンすることを発表した[6]。
2020年11月27日に、第3回長編作品となる「それでも笑えれば」を、2020年12月26日よりオンライン劇場「ZA」のこけら落とし公演として上演することを発表した[7]。
上演作品
次数 | 公演タイトル | 公演年 | 備考 |
---|---|---|---|
第1回公演 | 門外不出モラトリアム | 2020年5月23日 | 旗揚げ公演。「もしもこの生活が、あと4年続いたら。」をキャッチコピーに、Zoom上で展開される演劇作品。入学から卒業まで一度も会わずに過ごした5人の大学生を描いた。 |
第2回公演 | むこうのくに | 2020年7月23日 | 「世界はひとつになった。はずだった。」をキャッチコピーに、AIの友達を探す主人公・マナブの成長物語を架空のSNS「Helvetica」を舞台に描いた。劇伴をパソコン音楽クラブ、主題歌をYOASOBIが担当。 |
第3回公演 | それでも笑えれば | 2020年12月26日 | 人生の"選択"をテーマにした2020年を締めくくる物語をテーマに、女性お笑いコンビの2020年の出来事を描く。観客の選択が物語の行末を左右する”観客選択式演劇”という形式で、オンライン劇場「ZA」のこけら落とし公演として上演。劇伴をodol、主題歌を羊文学が担当。 |
メンバー
主宰(代表)
- (広屋佑規)(旗揚げメンバー:企画・プロデュース)※株式会社Meets 代表取締役・プロデューサー
- (林健太郎)(旗揚げメンバー:企画・プロデュース)
- (小御門優一郎)(旗揚げメンバー:脚本・演出)※株式会社Meets 脚本家・演出家
メンバー
- (菅波和也)(旗揚げメンバー:制作・プロデュース)※株式会社Meets プロデューサー
- (梅田ゆりか)(旗揚げメンバー:プロデューサー・舞台監督)※株式会社Meets プロデューサー
- (岩崎裕介)(作家・演出家)
- (オツハタ)(俳優)
- (目黒水海)(デザイナー・宣伝美術)
- 鈴木健太(クリエイティブディレクター)
- (小野寺正人)(企画・宣伝)
- (オギユカ)(広報)
- (藤原遼)(テクニカルディレクター)※株式会社Meets 人事・テクニカルディレクター
- (藤木良祐)(デザインエンジニア・プランナー)
- (林大智)(撮影・照明)
- (上原丈弥)(コーポレート)
- (水落大)(テクニカルアートディレクター)
- (佐藤瑞葉)(広報)
- (岐阜健太)(テクニカルディレクター・ハードウェアエンジニア)
- 松永夏紀(テクニカルディレクター・ハードウェアエンジニア)
- (中村加奈)(クリエイティブマネージャー)
- (町田知世)(コーポレート)
- 上谷圭吾(俳優)
受賞
- 2020 60th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS クリエイティブイノベーション部門 ACCゴールド(2020年)
脚注
- ^ “新しい演劇スタイル「リモート劇団」が好評 打ち合わせから公開まで会わずに制作”. ITmedia NEWS: p. 2. (2020年5月13日)2020年9月15日閲覧。
- ^ a b 『オンライン演劇を手がける「劇団ノーミーツ」が”好きと出会うエンタメファクトリー”株式会社Meetsを設立』(プレスリリース)劇団ノーミーツ、2020年9月14日2020年9月15日閲覧。 。
- ^ Inc, Nanovation. “有料チケットを5000枚以上販売。「劇団ノーミーツ」会わない制約から生まれた新しいエンタメの可能性”. Agenda note (アジェンダノート). 2020年7月23日閲覧。
- ^ “制作も上演もリモートで。「劇団ノーミーツ」が見せたライブエンタメの可能性”. Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) (2020年6月17日). 2020年7月23日閲覧。
- ^ “劇団ノーミーツ 第2回公演・フルリモート演劇『むこうのくに』上演決定!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2020年7月23日閲覧。
- ^ “演劇の新たな可能性に挑戦する新しい劇場 ”オンライン劇場 「ZA」” 2020年11月25日(水) グランドオープン!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年1月2日閲覧。
- ^ “累計12,000人動員の劇団ノーミーツ新作公演『それでも笑えれば』メインキャスト発表&チケット発売開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年1月2日閲覧。