冨田 和音(とみた かずね、1955年7月22日 - )は、日本の政治家、アナウンサー。稲沢市議会議員(1期)。愛知県中島郡祖父江町(現・愛知県稲沢市)出身。東海高等学校、関西学院大学社会学部、名古屋工業大学大学院博士前期課程修了。アナウンサー時代は、CBCテレビに所属していた。
来歴
1980年から1998年にアナウンス部。1980年代から1990年代前半にかけて、CBCラジオ自社制作の夜のワイド番組を中心に出演。「CREATIVE COMPANY 冨田和音株式会社」では、自らを社長、アシスタントを秘書、ディレクターを係長、リスナーを株主と呼び、会社をコンセプトとした番組構成で、東海地方で一世を風靡した。
その後編成局編成部、論説室、審査部長、民放連考査専門部会委員、CBCクラブ事務局長、番組審議会事務局長を経て、2013年7月にアナウンサーに復帰した。2013年7月9日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』内の11時台の定時ニュースの出演が復帰後の第一声となった。
アナウンサー業の傍ら、名古屋工業大学大学院で産業戦略工学を専攻。2016年3月に博士前期課程を修了後は、名古屋工業大学コレクティブインテリジェンス研究所プロジェクト教授も務めている[1]。
アナウンサー復帰後もCBC公式ホームページでアナウンサーとしてのプロフィールは掲載されていなかったが、2017年4月から掲載されていた。2019年7月31日の『聞けば』内の11時台の定時ニュースの出演で定年退職(嘱託期間満了を1年残して)のため[2]アナウンサー業務を終了すると本人が発表。
CBC退職後は、政治団体「冨田かずね 稲沢みらい総研(通称:稲沢トミタ総研)」を設立し、YouTubeなどで活動を開始し、2019年9月22日投票の稲沢市議会議員選挙に無所属で立候補し初当選[3]。
過去の担当番組
テレビ番組
- (誘われタイム24時)(1987年10月 - 1988年9月)
- (カラッと空オケ)(1988年10月 - 1989年9月)
- (興味のルツボ 〜ウィークエンドDADADA〜)(1994年4月 - 1998年3月)
- CBCニュースワイド(1997年4月 - 1998年3月、週末版担当)
- ザ・ベストテン - 追っかけマン
ラジオ番組
- ギャルギャルコーベ(ラジオ関西 1978年10月-1979年3月、関学4年の時、谷山浩子・西島三重子・中島みゆきと週替わりで共演)
- 星空ワイド 今夜もシャララ(1980年10月 - 1982年9月、金曜パーソナリティ)
- 全日空 ミュージックフライト(1980年10月 - 1981年9月、八島洋子と共にパーソナリティ )
- 0時半です松坂屋ですカトレヤミュージックです(1980年10月 - 1998年11月、パーソナリティ)
- ディスコでフィーバー(安藤真由美とマーシー・フランセスと共演)
- 冨田和音のぽっぷん王国(1986年11月 - 1990年3月、パーソナリティ)
- 土曜天国(1984年4月 - 1988年4月、パーソナリティ)
- CBC歌謡ベストテン(1988年4月 - 1989年9月、パーソナリティ)[4]
- FM DEPO(1989年7月 - 1989年11月、DJ)
- CREATIVE COMPANY 冨田和音株式会社(1989年10月 - 1994年3月、代表取締役社長)
- SUNDAY SHOCK RADIO GAGA(1995年4月 - 1996年9月、パーソナリティ)
映画
- 厨房男子(高野史枝監督、2015年、ドキュメンタリー)[5]