かつては1955年3月31日沼隈郡内海町として町制施行した町であり、2003年2月3日芦品郡新市町とともに福山市へ編入され町制は廃された。
概要
面積約12.6km2。瀬戸内海のほぼ中央、沼隈半島の南約0.5kmに浮かぶ、有人島の田島・横島、無人島の矢ノ島・当木島から構成される[1]。
沼隈郡田島村・横島村の間は坊地瀬戸と呼ばれる海峡で隔たれていたところ、1951年(昭和26年)睦橋が完成したことにより繋がり、これで合併機運が高まることになり1955年3月31日両村は合併し内海町が誕生した[2]。1989年(平成元年)内海大橋完成により本州側と繋がり、それまで自然豊かな漁村であったこの町は、海洋レジャー・レクリエーション拠点として整備が進んだ[1]。2003年2月3日平成の大合併時に福山市と合併し町制は廃された。
近年、特徴的な地域活性化事業として婚活事業が挙げられる。発想は、田島と横島の姿が魚がキスをしている様に見えることからで[3]、2013年から地元の地域活性化団体を中心に事業展開している[4]。
沿革
地理
山
- 高山(田島、標高328.8m)
- 王城(横島、標高250m)
- 切石山(横島、標高228m)
- 鳶ガ巣山(横島、標高207.2m)
- 内浦山(田島、標高202m)
島
名所・旧跡
産業
- 漁業が主産業。農業は平地がほとんどないことからみかん栽培が行われている。
大字
- 田島・横島両村の対等合併で成立した町であるが、大字は編成されていない。
交通(2003年2月2日当時のデータ)
鉄道
道路
- 国道
町内は一切通っていない。
- 主要地方道
- 一般県道
港湾
- 横田港
- (箱崎漁港)
内海大橋開通を契機に旅客船は全廃され、現在は旅客船の発着する港はない。
教育(2003年2月2日当時のデータ)
- 小学校
- 内海町立内浦小学校
- 内海町立内海小学校
- 中学校
- 内海町立内海中学校
備考
脚注
参考資料
- - ウェイバックマシン(2001年8月18日アーカイブ分)
関連項目
外部リンク
- 内海町観光協会
- 福山市・内海町合併協議会