入船町 (境港市)

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入船町（にゅうせんちょう）は、鳥取県境港市の町名。郵便番号684-0014（境港郵便局管区）。岸壁は漁船泊地として利用され、沿岸地区には製氷会社、木材会社、鉄工所、商店が並ぶ^[4]。ほかは町工場、日用品店の混在する住宅地である^[4]。

入船町
町丁
入船町入船町の位置
北緯35度32分50秒東経133度14分19秒 / 北緯35.54722度東経133.23861度 / 35.54722; 133.23861座標: 北緯35度32分50秒東経133度14分19秒 / 北緯35.54722度東経133.23861度 / 35.54722; 133.23861
国	日本
都道府県	鳥取県
市町村	境港市
人口（2022年（令和4年）7月31日現在）^[1]
• 合計	69人
等時帯	(日本標準時)
郵便番号	684-0014^[2]
市外局番	0859^[3]
ナンバープレート	鳥取

地理

市の北部^[4]。北は境水道に面し、対岸に島根半島を望む^[4]。

東は(花町)、南は(東雲町)、西は朝日町がある。

歴史

もとは上道村枝郷鼻の一部と境村東端の瀬崎の一部^[5]。

明治3年（1870年）9月3日から明治20年（1887年）8月23日に至るまでの境町の町名^[6]。明治20年（1887年）8月23日、境町の小町はいったん廃止され、単に「境町」とのみ呼称したが、大正15年（1926年）5月15日、境町の大字「入船町」として設定された^[7]。表記の方法は、大字の文字は表記せず、「境町入船町」となる。

昭和29年（1954年）に境町が周辺の渡村・(外江町)・上道村・余子村・中浜村と合併して境港町となった際に境港町の大字「入船町」となる。昭和31年（1956年）、市制施行に伴い境港市の町名「入船町」となる。

産業

企業・店

食料品の部

（有）景山国一商店（営業内容・米穀、酒類小売）^[8]
マルマス商店（営業内容・醤油、味噌卸売）^[9]

機械器具の部

（有）河下鉄工所境港営業所（営業内容・船舶機械器具修理、販売）^[10]
山陰マリン（株）（営業内容・船舶用ディーゼル機関販売）^[10]
清水鉄工所（営業内容・機械器具製造、修理）^[10]
（有）新日本技研（営業内容・産業機械設計施工及び附帯工事）^[11]
スター工業（有）（営業内容・船舶用機器修理、販売）^[11]
長門船舶工業（有）（営業内容・船舶機械修理、漁撈設備設計、施工）^[11]
由木鉄工（有）（営業内容・船舶機械修理）^[12]
（株）沖海洋エレクトロニクス境港出張所（営業内容・自動車修理、販売）^[13]
三鬼シート店（営業内容・テント、シート、パイプ車庫アンカー、イカ釣器具製造販売）^[13]

木材、木材、家具の部

（有）丸万商店（営業内容・木材、製材）^[14]

請負工事、土建資材の部

本井板金工作所（営業内容・建築板金）^[15]
（有）清水塗工（営業内容・建築塗装）^[15]

水産の部

孝丸水産（株）（営業内容・イカ釣漁業）^[16]
釜田商店（営業内容・塩干魚製造）^[17]
北陽日冷（株）境工場（営業内容・製氷）^[18]

運輸、交通、倉庫の部

花町渡船（営業内容・渡船）^[19]

観光、サービスの部

由木理容所（営業内容・理容）^[20]

世帯数と人口

2022年（令和4年）7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである^[1]。

町丁	世帯数	人口
入船町	36世帯	69人

世帯数と人口の変遷

明治初年の戸数・人口は1丁目58・241、2丁目28・116、3丁目21・71^[5]。

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる^[21]。

番地	小学校	中学校
全域	境港市立境小学校	境港市立第一中学校

交通

鉄道

町内に鉄道駅はない。

バス

道路

町内を通過する国道、県道はない。

出身人物・ゆかりのある人物

漫画家

水木しげる
（本名武良茂、代表作はゲゲゲの鬼太郎）

実業家

武良宗平 - 元水木プロ代表取締役^[22]。漫画家水木しげるの兄^[22]。

脚注

[脚注の使い方]

^ ^a ^b “令和４年度月別住民基本台帳登録数”. 境港市 (2021年7月31日). 2022年8月15日閲覧。
^ “郵便番号”. 日本郵便. 2022年8月15日閲覧。
^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年8月15日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d 『角川日本地名大辞典 31鳥取県』 1982年 898頁
^ ^a ^b 『角川日本地名大辞典 31鳥取県』 1982年 590頁
^ 『境港市三十五年史』平成3年、29頁
^ 『境港市三十五年史』平成3年、29-30頁
^ 『境港商工名鑑（1980年）』、79頁
^ 『境港商工名鑑（1980年）』、82頁
^ ^a ^b ^c 『境港商工名鑑（1980年）』、90頁
^ ^a ^b ^c 『境港商工名鑑（1980年）』、91頁
^ 『境港商工名鑑（1980年）』、92頁
^ ^a ^b 『境港商工名鑑（1980年）』、94頁
^ 『境港商工名鑑（1980年）』、100頁
^ ^a ^b 『境港商工名鑑（1980年）』、107頁
^ 『境港商工名鑑（1980年）』、109頁
^ 『境港商工名鑑（1980年）』、111頁
^ 『境港商工名鑑（1980年）』、117頁
^ 『境港商工名鑑（1980年）』、119頁
^ 『境港商工名鑑（1980年）』、126頁
^ “境港市立小中学校児童、生徒の学校指定に関する規則”. 境港市. 2022年8月15日閲覧。
^ ^a ^b 足立倫行著『妖怪と歩く　ドキュメント・水木しげる』、342-346頁

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