歴史
駅構造
単式ホーム1面1線のホームと(側線)1本を有する地上駅。国鉄時代は島式1面2線の交換可能駅だった。この側線は当駅の小出方で本線から分岐し、当駅のホームを外れたところにある車庫に至っている。
かつては(簡易委託駅)であったが、現在は越後湯沢駅管理の無人駅である。
駅舎は1988年(昭和63年)12月に改築された鉄筋造の一部二階建てで、「雪国観光会館」との合築である[5]。延床面積は367.1m2で[5]、入広瀬村村制100周年記念のタイムカプセルが埋め込まれている。入広瀬の物産の販売をしていた[いつ?]ほか旧駅をしのぶ展示(旧駅名標や旧駅舎の写真、大白川 - 只見開通時の記念切符、行先標など)や、入広瀬の物産の展示、入広瀬村の歩みを豊富な資料と展示物で紹介する部屋などもあった。
コンコース(2021年9月)
構内踏切(2021年9月)
ホーム(2021年9月)
利用状況
JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2008年度(平成20年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺
駅から徒歩数分のところに市の入広瀬庁舎や小学校があり、旧入広瀬村時代からの地域の中心地となっている。
周辺エリアは入広瀬村時代に当時の村長によって観光開発が盛んに進められ、寿和温泉をはじめとする多くの観光施設や、大都市住民向けのセカンドハウスが整備された(詳細は(入広瀬村#名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事))。ただし、日本ワイルドフード植物園など一部は魚沼市となった以降に閉鎖された[15]。
バス路線
当駅周辺では越後交通グループの南越後観光バスによる路線バスが運行されている。
- UA 小出=上条=貫木・穴沢 線[17]
- 当駅から南へ徒歩約1分の「入広瀬駅角」(UA43)が最寄りバス停となる。なお、当駅周辺で(小出方面)→鏡ヶ池→…→穴沢→入広瀬駅角→…→鏡ヶ池→(小出方面)のように周回して折り返す運行形態となっている。
隣の駅
脚注
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、22頁
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、523頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、23頁
- ^ a b c “駅舎改築しゅん工 JR只見線 大白川と入広瀬駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1988年12月13日)
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
- ^ “魚沼市社会教育施設再編計画”. 魚沼市 (2013年). 2021年3月27日閲覧。
- ^ “世相映すかかし 列車からも楽しんで 魚沼・入広瀬 只見線沿いに設置”. 新潟日報. (2021年9月3日)
- ^ 南越後観光バス 小出・小千谷地区 - 2020年1月2日閲覧。
参考文献
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(入広瀬駅):JR東日本
- 入広瀬駅 | 只見線ポータルサイト