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備後西城駅

備後西城駅(びんごさいじょうえき)は、広島県庄原市西城町大佐にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線である。

備後西城駅
駅舎(2007年9月)
びんごさいじょう
Bingo-Saijō
比婆山 (3.0 km)
(4.2 km) 平子
所在地 広島県庄原市西城町大佐722-3
北緯34度56分25.37秒 東経133度7分11.67秒 / 北緯34.9403806度 東経133.1199083度 / 34.9403806; 133.1199083座標: 北緯34度56分25.37秒 東経133度7分11.67秒 / 北緯34.9403806度 東経133.1199083度 / 34.9403806; 133.1199083
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 P 芸備線
キロ程 53.2km(備中神代起点)
新見から59.6 km
電報略号 ヒサ
駅構造 地上駅
(ホーム) 2面2線
乗車人員
-統計年度-
35人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1934年昭和9年)3月15日[1]
備考 (簡易委託駅)
(テンプレートを表示)

歴史

  • 1934年昭和9年)3月15日:庄原線(当時)が備後庄原駅から延伸し、その終着駅として開業[1]
  • 1935年(昭和10年)12月20日:庄原線が備後落合駅まで延伸、途中駅となる。
  • 1936年(昭和11年)10月10日:庄原線が三神線に編入され、当駅もその所属となる。
  • 1937年(昭和12年)7月1日:三神線が芸備線の一部となり、当駅もその所属となる。
  • 1982年(昭和57年)9月10日:貨物取扱廃止[1]
  • 1983年(昭和58年)9月1日:芸備線CTC導入にあわせ、(業務委託駅)となる[2]
  • 1985年(昭和60年)
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[1]
  • 2002年平成14年)
    • 3月23日:芸備線の急行列車みよしに統合される。引き続き、当駅にも停車するが、三次駅 - 備後落合駅間は普通列車となる。そのため、この時点で当駅を通る急行列車はなくなった。
    • 秋:部活動後の帰宅生徒対策として、備後庄原駅発着の便を登校日に限り当駅まで延長する。
  • 2006年(平成18年)
    • 7月18日:大雨により備後落合駅 - 比婆山駅間で大規模斜面崩落が発生し、芸備線は備後落合駅 - 当駅間で不通となる。
    • 7月20日:当駅からの代行バスを運転開始。
  • 2007年(平成19年)
    • 4月1日:復旧工事が完了し、全線で運転再開。
    • 7月1日:芸備線の急行列車が(三次以東で普通列車になって当駅に停車するものも含め)全廃。
  • 2012年(平成24年)3月17日:当駅での定期折り返し列車の設定が無くなる。ただし、その後も臨時に折り返しを行う列車が設定されることがある。

駅構造

 
構内(2007年9月)

相対式ホーム2面2線を持ち、行違い設備を有する地上駅である。駅舎は三次方面行きホーム側にあり、反対側の備後落合方面行きホームへは構内踏切で連絡している。

三次鉄道部管理の(簡易委託駅)で、窓口が設置されている。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 P 芸備線 下り 三次広島方面
2 上り 備後落合方面

※本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図[4]に従い路線記号・ラインカラーを表記しているが、当駅は広島シティネットワークエリア外のため、2016年3月のダイヤ改正時点の駅掲示時刻表においてはアルファベットのないラインカラーシンボルが使われている。

付記事項
  • 2022年3月現在、ホームにのりば番号のプレートが設置されている。なお、列車運転指令上では2番のりばの方が「1番線」となっており、案内上ののりば番号とは逆転している。
  • 駅の元事務室部分には、商店や地元の観光協会(西城町観光協会)などが入居しており、近距離切符の販売を行っている。
  • 駅前には、鉄道100周年記念としてSL『C50形132号』蒸気機関車の動輪や、2005年に制作された映画『ヒナゴン』のロケ記念のプレートなどが置かれている。
  • かつては、山陰(島根)と山陽(広島)を結ぶ陰陽連絡線の急行列車(「(ちどり)」、「たいしゃく」、「しらぎり」など)も停車していた。

利用状況

1日平均の乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1981年(昭和56年) 159
1990年(平成2年) 195

1996年(平成08年) 138 [5]
1997年(平成09年) 112 [5]
1998年(平成10年) 108 [5]
1999年(平成11年) 100 [5]
2000年(平成12年) 98 [5]
2001年(平成13年) 90 [5]
2002年(平成14年) 72 [5]
2003年(平成15年) 56 [5]
2004年(平成16年) 57 [5]
2005年(平成17年) 56 [5]
2006年(平成18年) 64 [5]
2007年(平成19年)
2008年(平成20年)
2009年(平成21年)
2010年(平成22年)
2011年(平成23年) 50 [6]
2012年(平成24年) 35 [6]
2013年(平成25年) 38 [6]
2014年(平成26年) 32 [7][6]
2015年(平成27年) 42 [6]
2016年(平成28年) 47 [6]
2017年(平成29年) 44 [6]
2018年(平成30年) 34
2019年令和元年) 36
2020年(令和2年) 35

駅周辺

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
P 芸備線
比婆山駅 - 備後西城駅 - 平子駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、264頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。 
  2. ^ 「国鉄芸備線、きょうから全線CTC化-岡山鉄管局内では62%。」『日本経済新聞日本経済新聞社、1983年9月1日、地方経済面/中国A、11面。
  3. ^ 「「通報」赤穂線西片上駅ほか9駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1985年11月22日、2面。
  4. ^ “JR西日本全域路線図” (PDF). JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
  5. ^ a b c d e f g h i j k , 庄原市, (2008年10月), オリジナルの2016年10月12日時点におけるアーカイブ。,  
  6. ^ a b c d e f g 国土数値情報 駅別乗降客数データ
  7. ^ “第2期庄原市生活交通ネットワーク再編計画” (PDF). 庄原市 (2016年3月). 2017年9月6日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 備後西城駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
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