佐賀玉屋

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株式会社佐賀玉屋^[1]（さがたまや、英: Saga Tamaya Co., Ltd.）は佐賀県佐賀市にある百貨店。玉屋グループは佐賀県が創業地でもあり^[2]、佐賀玉屋はその流れをくむ。

株式会社佐賀玉屋
Saga Tamaya Co., Ltd.

佐賀玉屋
種類	株式会社
略称	玉屋、タマヤ
本社所在地	日本 〒840-0833 佐賀県佐賀市中の小路2番5号^[1] 北緯33度15分12.5秒 東経130度17分58.3秒 / 北緯33.253472度 東経130.299528度 / 33.253472; 130.299528座標: 北緯33度15分12.5秒 東経130度17分58.3秒 / 北緯33.253472度 東経130.299528度 / 33.253472; 130.299528
設立	1930年（昭和5年）12月3日^[1]
業種	(小売業)
法人番号	9300001000778
事業内容	百貨店業
代表者	代表取締役社長 田中丸雅夫
売上高	77億円
関係する人物	田中丸善吉（創業者）
外部リンク	https://www.saga-tamaya.co.jp/
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県内にある他の百貨店は、兄弟会社の伊万里玉屋であったが、2016年（平成28年）1月31日をもって閉店し^[3]、 佐賀県唯一の百貨店となった。日本百貨店協会加盟店。

佐賀市が福岡都市圏にあり、隣接する福岡市の百貨店との競合を強いられている。

沿革

• 1806年（文化3年） - 田中丸善蔵が、肥前国小城郡牛津村（現在の佐賀県小城市牛津町牛津）西町に荒物店「田中丸商店」として創業^[2]。
• 1918年（大正7年）10月30日 - 「株式会社田中丸呉服店」に改組^[2]。創業母体の流れをくみ設立。創業地牛津を総本店とするとともに、佐世保支店が佐世保玉屋の開業計画を発表。
• 1930年（昭和5年）12月3日 - 「株式会社佐賀玉屋」を設立^[1]。
• 1933年（昭和8年）
  • 8月 - 佐賀市呉服町の佐賀県で最初の百貨店「丸木屋呉服店」ビルを買収^[4]。
  • 12月1日 - 「株式会社佐賀玉屋」を開業し、5階建ての店舗を有し当時九州で5番目の百貨店となる「玉屋呉服店」として佐賀市呉服町に開店^[5]。
• 1934年（昭和9年） - 「株式会社玉屋百貨店」に改称
• 1941年（昭和16年） - 現社名に改称
• 1965年（昭和40年）12月1日 - 中の小路の中央大通りの現在地に移転^[6]。
• 1980年（昭和55年） - 新館（現・南館）開業^[1]。
• 1992年（平成4年） - 本館を北隣のビルの一部に拡張
• 2000年（平成12年）2月 - 株式会社西日本興産を合併^[1]。
• 2018年（平成30年）9月 - 本館7階を閉鎖。

店舗

• 佐賀玉屋 - 佐賀県佐賀市中の小路2-5　店舗面積：15832（㎡）
  • 鹿島ショップ - 佐賀県鹿島市高津原字五本松3752-6
  • 吉野ヶ里ショップ - 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1669-1

かつては多久市や武雄市などにショップ、佐賀空港には売店を出店していた。

その他

株式会社タマヤサンローズ

福岡県北九州市小倉北区浅野二丁目14番2号 リーガロイヤルホテル小倉1階

旧小倉玉屋従業員が中心となり2003年に「有限会社サンローズ」として設立、佐賀玉屋北九州地区販売代行などを行っていた。“再興”10周年を機に商法上の問題（2006年の商法改正後は“特例有限会社”だった）もあり株式会社化、併せて社名に「タマヤ」を“復活”させた。しかし、2021年7月に破産し店舗も閉店した。

脚注

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1. ^ ^{a b c d e f} 流通会社年鑑 1990年版, 日本経済新聞社, (2002-12-20), pp. 30-32 
2. ^ ^{a b c} 流通会社年鑑 1990年版, 日本経済新聞社, (1990-11-24), pp. 31 
3. ^ 菅原普 (2016年2月1日). “伊万里玉屋が閉店 50年の歴史に幕 惜しむ客、県内外から”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 佐賀全県版 
4. ^ 佐賀経済のあゆみ 佐賀商工会議所創立七十周年記念, 佐賀商工会議所, (1966-09-29), pp. 415 
5. ^ 松尾建設百年史, (松尾建設), (1986-02-10), pp. 260-262 
6. ^ 佐賀経済のあゆみ 佐賀商工会議所創立七十周年記念, 佐賀商工会議所, (1966-09-29), pp. 403 

外部リンク

• 佐賀玉屋