人物
ロンドン大学で政治学を、王立音楽院でヴァイオリンを学ぶ[1]。
1996年にイギリス室内管弦楽団を指揮、准指揮者となる[1]。2000年から2003年まで、フィンランドのクオピオ交響楽団の指揮者を務め、2枚の北欧音楽のCD録音を残す[1][2]。 2003年母校王立音楽院とエリザベス女王から王立音楽院会員(ARAM)の称号を与えられた[3]。
これまで、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、オランダ放送交響楽団、ボストン室内管弦楽団、プラハ・フィルハーモニアなどを指揮した[2]。
日本では、札幌交響楽団、京都市交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団などに客演している[3]。
白井光子らとのマーラーの「大地の歌」(シェーンベルクによる室内楽版)の演奏が評判となる[1][2]。
ピンカス・ズーカーマン、ミッシャ・マイスキー、ナイジェル・ケネディら著名なソリストとの共演も多い[2]。
脚注
出典
参考文献
- ONTOMO MOOK『世界の指揮者名鑑866』音楽之友社、2010年。
- 公益財団法人 札幌交響楽団. “札幌交響楽団60年史デジタルアーカイブ”. 札幌交響楽団公式HP. 2022年11月19日閲覧。