概要
佃川支川の行き止まり部分の堀である。佃大橋建設に伴う佃川の埋め立てにより、残された佃川支川に行き止まり部分ができ、その部分に佃堀が作られた。佃川の跡地の全区間の上空には現在は新月陸橋があり、佃堀の付近を通る。
佃堀からは、佃川支川が左折する位置までを、まっすぐ望むことができる。したがって、歴史的な意匠が施されている佃小橋を、真横から見ることができる。この場合、佃小橋の背後には大川端リバーシティ21(超高層マンション群)が聳え立つ。佃小橋と大川端リバーシティ21を対比させ、下町の街並みと超高層マンション群の両方が同居している佃の象徴的な風景であるとして、佃堀からの風景が撮影されることが多く、公開されているものも多い。