来歴
神奈川県出身。高校卒業後2000年より、映画の美術・装飾スタッフとして活動する[1]。行定勲に「書いてみないか」と誘われ、『Seventh Anniversary』で脚本家デビュー。
脚本家デビュー後すぐに頭角を現し、本業である美術スタッフとして活動しながらも実写やアニメーションを問わず行定勲監督の『(世界の中心で、愛をさけぶ)』、押井守監督の『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』、神山健治監督の『東のエデン』など有名監督の話題作における脚本を担当、および脚本協力などで功績を立てていった。宮本亜門演出の舞台『金閣寺』の脚本も手がけ、その実力は吉田修一、井上荒野、森博嗣といった作家陣からも熱い支持を得ている。マイペースに執筆を行い10年の歳月をかけた初の小説作品『ひとりぼっちじゃない』を2018年に上梓。
参加作品
映画
- 2002年 (RED HARP BLUES)(美術)
- 2002年 JUSTICE(装飾)
- 2003年 Seventh Anniversary(脚本家デビュー作)
- 2004年 (世界の中心で、愛をさけぶ) (行定勲・坂元裕二と共同執筆)
- 2005年 春の雪(脚本。佐藤信介と連名)
- 2007年 遠くの空に消えた (脚本協力)
- 2007年 クローズド・ノート(脚本。吉田智子、行定勲と連名)
- 2008年 (スカイ・クロラ The Sky Crawlers)(脚本)
- 2009年 東のエデン(テレビシリーズ第一話脚本。神山健治と連名)
- 2010年 今度は愛妻家(脚本)
- 2010年 女たちは二度遊ぶ(脚本)
- 2011年 パーティーは終わった(脚本)
- 2013年 (つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語)(脚本。行定勲と連名)
- 2014年 円卓 こっこ、ひと夏のイマジン(脚本)
- 2020年 (きょうのできごと a day in the home)(企画・脚本)
- 2023年 サイド バイ サイド 隣にいる人(監督・脚本・原案)[2]
舞台
- 2011年 金閣寺(脚本。宮本亜門と連名)
メディア出演
- タイプライターズ〜物書きの世界〜 第11回(2019年1月5日、フジテレビ)
著書
- 『ひとりぼっちじゃない』KADOKAWA、2018年 ISBN (978-4-04-106746-8)
脚注
外部リンク
- 映像レーベル セカンドサイト