仲地 礼亜（なかち れいあ、2001年2月15日 - ）は、沖縄県中頭郡読谷村出身[1]のプロ野球選手（投手）。右投右打。中日ドラゴンズ所属。
経歴
プロ入り前
読谷村立古堅南小学校で野球を始め、読谷村立古堅中学校在学時は硬式野球のクラブチームである北谷ボーイズでプレーしていた。
2学年上の兄・玖礼を追い、沖縄県立嘉手納高等学校へ進学[2]。1年夏にチームは第98回全国高等学校野球選手権大会へ出場し、玖礼がエースを務めたが、自身はベンチ外だった。その後2年時からエースを務めた。1年夏以降は甲子園大会への出場はなく、3年夏は沖縄県大会準決勝で宮城大弥擁する興南に敗れた[3]。
沖縄大学に進学し、1年時からベンチ入り。3年春に出場した全日本大学野球選手権大会では名城大学を相手に8回1失点と好投し、注目を集めた[1][4]。
2022年9月10日にプロ志望届を提出[2]。その後、10月19日に中日ドラゴンズが仲地をドラフト1位指名することを公表し[4]、10月20日のドラフト会議で中日からドラフト1位で指名された[5][6]。沖縄県の大学に所属する選手がドラフト会議で指名されるのは史上初のこととなった[1][5][6]。11月7日に契約金1億円、年俸1600万円、出来高5000万円で仮契約を結んだ[7]。背番号は31[8]。
選手としての特徴・人物
最速151km/hを誇る本格派右腕[6]で、チェンジアップ、カーブ、カットボール、スライダー、ツーシーム、スプリットの6種類の変化球を投じる[4]。
詳細情報
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板：2023年5月13日、対東京ヤクルトスワローズ7回戦（明治神宮野球場）、1回2失点で敗戦投手[9]
- 初奪三振：同上、1回裏に青木宣親から空振り三振
背番号
- 31（2023年 - ）
脚注
出典
- ^ a b c “”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年10月20日). 2022年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月20日閲覧。
- ^ a b “甲子園出場の兄を追い沖縄大へ 最速151キロの仲地礼亜、プロ志望：朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2022年9月9日). 2022年10月19日閲覧。
- ^ “【高校野球沖縄大会】興南が決勝へ進出 ７―２で嘉手納破る ２年連続２０度目”. 琉球新報デジタル. 2022年10月19日閲覧。
- ^ a b c “【中日】ドラフト１位指名公表、沖縄大・仲地礼亜 ２位以降はセンターライン強化へ - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年10月19日閲覧。
- ^ a b “”. スポニチ Sponichi Annex 野球. 株式会社スポーツニッポン新聞社 (2022年10月20日). 2022年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月20日閲覧。
- ^ a b c “”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年10月20日). 2022年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月20日閲覧。
- ^ a b “【中日】ドラフト1位の仲地礼亜が仮契約 目指すのは「先発で勝てる投手」 沖縄の新たな星になる”. 中日スポーツ (2022年11月8日). 2022年11月16日閲覧。
- ^ “【中日】中日が新入団選手発表 ドラフト１位の仲地礼亜は背番号３１ 村松開人は５、田中幹也が２”. スポーツ報知 (2022年12月1日). 2022年12月1日閲覧。
- ^ “【中日】“村神様”に2発4打点献上…プロ初登板の仲地礼亜は1回2失点降板で初黒星 細川成也に移籍1号”. スポーツ報知. (2023年5月13日) 2023年5月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 仲地礼亜 - NPB.jp 日本野球機構
- 仲地礼亜 (@nakachi.reia) - Instagram