仙台市消防ヘリポート(せんだいししょうぼうヘリポート)は、宮城県仙台市若林区荒浜にある非公共用ヘリポート。移転を計画中。
仙台市消防ヘリポート | |
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仙台市消防航空隊「けやき」 | |
宮城県防災航空隊「みやぎ」 | |
IATA: なし - ICAO: なし | |
概要 | |
国・地域 | 日本 |
所在地 | 宮城県仙台市若林区荒浜字今切29-2 |
種類 | 非公共用 |
所有者 | 仙台市 |
運営者 | 仙台市消防局 |
運用時間 | 8:30-17:00 |
開設 | 2001年2月1日 |
所在部隊 | 仙台市消防航空隊 宮城県防災航空隊 |
標高 | 5.7 m (19 ft) |
座標 | 北緯38度13分43秒 東経140度59分3秒 / 北緯38.22861度 東経140.98417度座標: 北緯38度13分43秒 東経140度59分3秒 / 北緯38.22861度 東経140.98417度 |
地図 | |
仙台市消防ヘリポート 仙台市消防ヘリポート | |
滑走路 | |
ヘリパッド | |
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空港の一覧 |
概要
仙台市消防局が管理するヘリポートであり、仙台湾に面した防砂林の一角にある。仙台市消防航空隊及び宮城県防災航空隊が拠点を置いている。仙台市と宮城県の庁舎がそれぞれあり、消防防災ヘリコプターの整備・格納はそれぞれに行っている。
また、仙台市消防局では、ヘリポート内に若林消防署荒浜航空分署を設置しており、救助工作車、消防ポンプ車、高規格救急車を置いて、近隣地区の消防活動の拠点ともなっている。
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震に伴う東日本大震災による大津波に襲われ、県の防災航空隊のヘリコプターや市の消防車両が津波に流されて使用不能となるなど壊滅的な被害を受けた。仙台市消防航空隊の2機のヘリコプターだけが津波の来る直前に飛び立ち、避難誘導や救出活動にあたっている[2]。
移転計画
津波で被災した現在のヘリポートを移転する方針を宮城県消防課が打ち出し、2012年8月には新ヘリポートの基本設計業務について一般競争入札を実施している[3]。2016年度に利府町のグランディ21北側の県有林内に移転する方向で検討されていたが[4][5]、2014年11月、建設費用の高騰が見込まれることから利府への移転を断念し、別の場所への移転を進めるとした[6]。2015年4月、宮城県は仙台市に対し、2017年度移転を目指し、岩沼市下野郷地区の仙台空港隣接地にある県有地への移転を提案した[7]。同年5月、仙台市は宮城県の提案を受け入れる方針を固めた。計画では、仙台空港隣接地に格納庫を建設し、仙台市と宮城県で共同利用する。ヘリの離着陸は隣接する仙台空港の滑走路を使用する予定である[8]。
関連項目
脚注
- ^ AIS JAPAN
- ^ “震災特集(24)仙台市消防局荒浜航空分署/ヘリ2機駆使、41人救出”. 河北新報. (2011年7月7日). オリジナルの2012年9月4日時点におけるアーカイブ。
- ^ “防災ヘリポート移転へ(県消防課)”. 日刊建設新聞. (2012年8月28日). オリジナルの2013年5月1日時点におけるアーカイブ。
- ^ “消防ヘリポートを利府移転 県・仙台市、16年度運用へ方針”. 河北新報. (2012年10月19日). オリジナルの2013年8月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ “利府へのヘリポート移転 「環境安全性に疑問」仙台市議会常任委”. 河北新報. (2012年10月20日). オリジナルの2013年8月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ “ヘリポート利府移転断念 県、仙台市が方針”. 河北新報. (2014年11月17日). オリジナルの2014年11月18日時点におけるアーカイブ。
- ^ “<消防ヘリポート>仙台空港隣接地に整備へ”. 河北新報. (2015年4月18日). オリジナルの2015年4月18日時点におけるアーカイブ。
- ^ “消防ヘリポート移転先 仙台空港隣接地に”. 河北新報. (2015年5月19日). オリジナルの2015年5月20日時点におけるアーカイブ。
外部リンク
- 仙台市消防ヘリポート[]