今里(いまざと)は、神奈川県海老名市の地名。現行行政地名は今里一丁目から今里三丁目および住居表示未実施の大字今里からなる。郵便番号は243-0423[3]。
地理
市内中央やや南寄りに位置し、一帯は相模平野の中央部にあたる。
北から北西にかけて中新田、北東で大谷、東で杉久保および杉久保北、南で上河内、南西で社家に接する(いずれも海老名市)[注 1]。北東部から時計回りに一丁目〜三丁目が存在し、北・東・南の端に住居表示未実施地域がある。
面積
面積は以下の通りである[1]。
地価
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、今里2-12-10の地点で12万円/m2となっている。[5]
歴史
地名の由来
「新しくできた里」を意味する。応永年間(別説として永禄4年)に相模川の氾濫により集落が流失した後、大谷と杉久保の一部から新しい集落が形成されたといわれる。戦国時代にはすでに「今里」の名が見られる。
沿革
- 江戸時代 - 高座郡今里村成立。
- 1868年(明治元年) - 今里村、神奈川府を経て神奈川県に所属。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により高座郡有馬村大字今里となる。
- 1955年(昭和30年) - 有馬村が海老名町と合併し、海老名町の大字となる。
- 1971年(昭和46年)11月1日 - 海老名町が市制施行し、海老名市となる。
- 2010年(平成22年)2月1日 - 中央部で住居表示実施。今里一丁目 - 三丁目成立[6]。
町名の変遷
実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
---|---|---|
今里一丁目 | 2010年2月1日 | 大字今里 |
今里二丁目 | ||
今里三丁目 |
世帯数と人口
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
大字・丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
今里 | 全域 | 海老名市立社家小学校 | 海老名市立有馬中学校 |
今里一丁目 | 全域 | ||
今里二丁目 | 全域 | ||
今里三丁目 | 全域 |
交通
バス
道路
- 高速道路
- 主要地方道
- 神奈川県道43号藤沢厚木線 - 地内を南北に通過し、一丁目・二丁目と三丁目の境界をなす。
施設
- 今里(住居表示未実施)
- 神奈川県立中央農業高等学校(一部は中新田に所在)
- 今里一丁目
- 八幡宮
- 海老名市消防本部今里出張所
- 今里三丁目
- 今里庭球場
- 東林寺
関連項目
参考文献
脚注
注釈
- ^ 交差点など1点のみで接している町は割愛。詳細は下部テンプレートを参照。
- ^ 運行を休止した海老名市コミュニティバス本郷ルートの代替路線。コミュニティバスには無かった地内の停留所が存在。
出典
外部リンク
- 海老名市住居表示新旧対照案内図 今里一丁目-三丁目 (PDF)