今西 龍(いまにし りゅう、1875年8月15日 - 1932年5月20日[1])は、日本の朝鮮史家、京都帝国大学教授。
経歴
岐阜県池田郡池田野新田(現:揖斐郡池田町)生まれ[2]。幼名は了哉。1903年、東京帝国大学文科大学史学科卒業[2]。
1906年より慶州などで考古学の調査を行い、1913年秥蝉県碑を発見。同年京都帝国大学講師となり、1916年助教授。1922年に文学博士の学位を授与される[3]。
1922年から1924年まで北京に留学し、1926年に京城帝国大学・京都帝国大学兼任教授となるが、1932年に脳溢血のため56歳で死去した[4]。
著書
- 『新羅史研究』近沢書店、1933年(復刻版、国書刊行会、1988年)
- 『百済史研究』近沢書店 1934年(復刻版、国書刊行会、1988年)
- 『朝鮮史の栞』近沢書店 1935年(復刻版、国書刊行会、1988年)
- 『朝鮮古史の研究』近沢書店 1937年(復刻版、国書刊行会、1988年)
脚注
外部リンク
- 国書刊行会「今西龍」著者ページ