京都府立大学女子短期大学部(きょうとふりつだいがくじょしたんきだいがくぶ、英語: Kyoto Prefectural University Women's College)は、京都府京都市左京区下鴨半木町1-5に本部を置いていた日本の公立大学である。1951年に設置され、1998年に廃止された。大学の略称は府女短。学生募集は1996年度まで。1997年度より京都府立大学人間環境学部の新設により短期大学は募集停止され、1998年7月21日廃止[1]。
概要
大学全体
教育および研究
- 京都府立大学女子短期大学部に設置されていた学科の一つに生活経済科がある。この名称をもつ学科を置いていた短大は全国でもごく稀である。名称からして生活科学的な要素を兼ね備えた専門教育のイメージが感じられがちだが、設置科目は「経済史」・「現代経済論」・「流通経済論」・「生活情報論」などのようにむしろ経済学科系統の専門教育を行っていた感じではある。ほか、生活文化科や国語科のように旧制専門学校から受継がれてきた専門教育もあった。
沿革
基礎データ
所在地
- 京都府京都市左京区下鴨半木町1-5
教育および研究
組織
学科
- 国語科
- 生活文化科
- 生活経済科
- 英語科
専攻科
- なし
別科
- なし
取得資格について
- 教職課程として中学校教諭二種免許状が設置されていた。履修者は全卒業生5,577人のうち2,927人で取得者割合は52%強と半数以上が履修していた。教科名は以下の通りである。
- 当初は、高等学校教諭免許状課程が併設されており、国語科で(国語)、被服科で(家庭)となっていた[6]。
学園祭
- 京都府立大学女子短期大学部の学園祭は「流木祭」と呼ばれていた。
大学関係者と組織
大学関係者組織
大学関係者一覧
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大学関係者
歴代学長
元教員
出身者
施設
キャンパス
対外関係
系列校
社会との関わり
- 公開講座が行われていた。
卒業後の進路について
就職について
- 卒業年度にもよるが、一般企業の製造業に就職した人が割合として多いものとなっていた。教育職員に就いた人は近年、ごく僅かとなっていた。
編入学・進学実績
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『教員養成課程認定大学短期大学一覧』(文部省大学学術局編)
- 『(教員養成課程認定大学・短期大学等総覧)』(全国高等学校長協会編。第一法規出版)
- 『全国公立短期大学協会三十年誌』(全国公立短期大学協会。1980年)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『(全国短期大学受験要覧)』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『京都府立大学白書』
- 『京都府立大学女子短期大学部 記念誌 –桂・下鴨の四十七年-』
脚注
関連項目
関連サイト
- 京都府立大学#沿革