井手 亮太郎(いで りょうたろう、1996年3月20日 - )は、福岡県古賀市出身[1]の元プロ野球選手(投手)。右投左打。プロでは育成選手であった。
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県古賀市 |
生年月日 | 1996年3月20日(27歳) |
身長 体重 | 184 cm 76 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2017年 育成選手ドラフト1位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について |
経歴
古賀市立小野小2年次から野球を始め、古賀市立古賀東中時代は硬式の福岡ライナーズに所属[2]。中学2年次に、当時のコーチからの「手首の柔らかさ、スナップスローのうまさを生かせる」との勧めと制球力をつけるためからサイドスローに転向する[2][3]。
九州産大九州高時代は、3年次の春からアンダースローに転向しフォームが安定[2]。夏の福岡県予選では、2回戦でシード校の糸島高を破りベスト4まで進出した。
高校卒業後は九州産業大学に進学し、福岡六大学野球連盟に加盟する同校の硬式野球部に入部する。フォームをサイドスローに戻し、2年次の第64回全日本大学野球選手権大会の2回戦・東海大学戦では先発も務めた[4]。3年次まではリーグ戦未勝利であったが、筋力強化に励み4年次の秋には最速151km/hを計測した[3][5]。
2017年10月26日、プロ野球ドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから育成選手ドラフト1位指名を受け[6]、入団。
1年目の2018年は、3月に右肘を手術した影響で二軍でも登板がなかった[7]。
2019年シーズン終了後、戦力外通告を受け退団。
2020年7月より、故郷の福岡県古賀市の会計年度任用職員に採用され、建設課に所属し道路や河川の管理を担当している[8]。
プレースタイル・人物
長身のサイドスローから繰り出す最速151km/hのストレートが武器[3]。
愛称は「ピョン吉」[9]。
詳細情報
年度別投手成績
- 一軍公式戦出場なし
背番号
- 132 (2018年 - 2019年)
脚注
- ^ “プロ野球:楽天育成1位指名 古賀出身・井手投手「早く1軍へ」 市役所を訪問 /福岡”. 毎日新聞(地方版). (2017年11月25日)2020年9月25日閲覧。
- ^ a b c “九産大九州 マリコ様母校撃破/福岡大会”. 日刊スポーツ (2013年7月11日). 2019年1月15日閲覧。
- ^ a b c “<ファイト若ワシ>変則投法から150キロ台 井手投手”. 河北新報 (2018年1月29日). 2019年1月15日閲覧。
- ^ “九産大0封リレーで東海大下す”. デーリースポーツ (2015年6月10日). 2019年1月15日閲覧。
- ^ “楽天 ドラフト指名選手紹介 2017年”. Baseball LAB. 2019年1月15日閲覧。
- ^ “【プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD】「契約交渉権獲得」選手のお知らせ”. 東北楽天ゴールデンイーグルス (2017年10月26日). 2019年1月15日閲覧。
- ^ “【楽天】育成1年目の井手、現状維持の250万円でサイン「なにがなんでも支配下」”. スポーツ報知 (2018年11月14日). 2019年1月15日閲覧。
- ^ “元楽天投手から古賀市職員に 井手亮太郎さん 「古里に恩返し」” (2020年12月17日). 2021年4月11日閲覧。
- ^ “「2018年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 新入団選手発表会見」を行いました|東北楽天ゴールデンイーグルス”. 楽天イーグルス オフィシャルサイト. 2022年2月5日閲覧。