久我 なつみ(くが なつみ、1954年7月24日- )は、日本のエッセイスト、作家、元画家。美術に関する著書を多く執筆する。
京都市生まれ。父邦光史郎、母田中阿里子はともに作家。同志社女子高等学校、同志社大学文学部英文科卒業。YMCAで英語講師のかたわら美術を学ぶ。新制作展入選3回。関西新制作展入選2回。1998年『フェノロサと魔女の町』で第5回蓮如賞[1]、2005年『日本を愛したティファニー』で第53回日本エッセイストクラブ賞受賞[2]。日本文学についての著述もある。
著書
単著
- 『フェノロサと魔女の町』河出書房新社、1999年
- 『ニューヨーク・トラップ 奪われた浮世絵』河出書房新社、2000年
- 『日本を愛したティファニー』河出書房新社、2004年
- 『名画のなかの京都』京都新聞出版センター、2006年
- 『アメリカを変えた日本人 国吉康雄、イサム・ノグチ、オノ・ヨーコ』朝日新聞出版〈朝日選書〉、2011年
- 『文豪と異才たち』井原西鶴から村上春樹まで小説ブームを起こした人々、河出書房新社、2021年9月
共著
脚注
参考文献
- 文藝年鑑