京丹後大宮駅(きょうたんごおおみやえき)は、京都府京丹後市大宮町口大野にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線の駅である。駅番号はT18。「宮豊線」の愛称区間に含まれている。
京丹後大宮駅* | |
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駅舎(2007年5月) | |
きょうたんごおおみや Kyōtango-ōmiya | |
◄T17 与謝野 (7.0 km) (5.6 km) 峰山 T19► | |
所在地 | 京都府京丹後市大宮町口大野380-2 |
駅番号 | T18 |
所属事業者 | WILLER TRAINS(京都丹後鉄道) |
所属路線 | ■宮津線(宮豊線)** |
キロ程 | 42.7 km(西舞鶴起点) |
電報略号 | オミ クオ(口大野駅時代) |
駅構造 | 地上駅 |
(ホーム) | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 123人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)11月3日[1][2] |
備考 | (簡易委託駅)[要出典] * 1990年に西日本旅客鉄道から移管[1][2]。 |
2014年に京丹後市の「駅の愛称選定委員会」で公募を経て決定した愛称は「小町の里駅」[3]。
歴史
- 1925年(大正14年)11月3日:鉄道省(→国鉄)の丹後山田駅(現・与謝野駅) - 峰山駅間延伸と同時に口大野駅(くちおおのえき)として開業[1][2]。
- 1963年(昭和38年)5月25日:駅名を丹後大宮駅(たんごおおみやえき)に改称[2]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:駅員無配置駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[1][2]。
- 1990年(平成2年)4月1日:北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる[1][2]。この頃、駅舎を平安朝風に改装[5]。
- 2015年(平成27年)4月1日:WILLER TRAINSへの移管により、京都丹後鉄道宮豊線の駅となる。また、駅名を京丹後大宮駅に改称[6]。
駅構造
相対式2面2線のホームを持ち、列車交換が可能な駅である。駅舎は、平安朝風の建物を模している。一時期交換設備が使用停止されて棒線駅((停留所))の運転扱いであったが、KTR転換時に復活している(両開き分岐を一線スルーに変更し、下りホーム側を上下本線としているが、全定期列車の停車駅となっているためホームは方向別に使い分けている)。なお駅舎は上りホーム側にあり、互いのホームは宮津方の構内踏切で連絡している。
(簡易委託駅)であり、早朝・夜間を除いて営業。
のりば
- 上記の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
- かつては駅舎側のホーム(上りホーム)が1番のりばと扱われていたが、WILLER TRAINSへの移管以降に下り線側からの付番に改められ、駅舎反対側のホームが1番のりばとなった。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 129人(1999年度)
- 126人(2000年度)
- 140人(2001年度)
- 162人(2002年度)
- 153人(2003年度)
- 132人(2004年度)
- 129人(2005年度)
- 115人(2006年度)
- 151人(2007年度)
- 131人(2008年度)
- 146人(2009年度)
- 149人(2010年度)
- 128人(2011年度)
- 152人(2012年度)
- 142人(2013年度)
- 123人(2014年度)
- 145人(2015年度)
- 142人(2016年度)
- 145人(2017年度)
- 140人(2018年度)
- 123人(2019年度)
駅周辺
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、27-28頁。
- ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、323頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ “京丹後市内の北近畿タンゴ鉄道「7駅の愛称」決定について”. 京丹後市 (2014年6月20日). 2015年11月30日閲覧。[]
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
- ^ 「ふるさとの風景 KTR丹後大宮駅」『京都新聞』京都新聞社、2006年9月9日、朝刊、22面。
- ^ 「KTR「丹鉄」に 路線、駅名変え刷新PR 乗り放題切符など発売」『読売新聞』読売新聞大阪本社、2015年1月30日、朝刊、29面。
関連項目
外部リンク
- 京丹後大宮駅 - 京都丹後鉄道