串間原子力発電所（くしまげんしりょくはつでんしょ）は、九州電力が宮崎県串間市荒崎[1] に建設を計画していた原子力発電所である。
| 串間原子力発電所 | |
|---|---|
| 日本における串間原子力発電所の位置 | |
| 国 | 日本 |
| 座標 | 北緯31度22分56.7秒 東経131度15分12.4秒 / 北緯31.382417度 東経131.253444度座標: 北緯31度22分56.7秒 東経131度15分12.4秒 / 北緯31.382417度 東経131.253444度 |
| 運営者 | 九州電力 |
歴史
1992年、九州電力にとって第3の原発の候補地として表面化した。これはチェルノブイリ原子力発電所事故以降、日本で最初の建設計画だった。
1995年の市議選で反対派10人が全員当選し、住民投票条例を改正。これを受けて九州電力は立地活動を凍結した。2010年、原発推進派の野辺修光市長（当時）が問題に決着をつけるため、住民投票を提起。2011年4月10日実施予定となったが、東日本大震災の余波もあり、同年3月14日に白紙撤回され現在に至る。
経緯
詳細は「(串間市#原発誘致をめぐる経緯)」を参照
脚注
- ^ 【第4部・原発の行方】(上)串間の今 宮崎日日新聞
参考文献
- 橋爪健郎 (編)『九州の原発』 - 南方新社（2011年） (ISBN 9784861242175)