この(存命人物の記事)には、がまったくありません。(2015年1月) |
人物
『僕の彼女はスーパービューティー』でデビュー。ハーレムものに近いラブコメディを描くのを得意とする。成年漫画スレスレの性描写を盛り込ませた作品が多いが、2004年の『幸せレストラン』以降、料理をメインテーマに据えた作品を発表している。代表作の『Oh!透明人間』は、2010年と2014年に実写映画(オリジナルビデオ)化された[1]。
高校生の頃「りぼん」に感化され、少女漫画家を志す。恋愛漫画を描くつもりだったが、編集部から「透明人間もの」を提示され、更にお色気路線で行くことになった。
こうして始まった『Oh!透明人間』(1982年 - )は読者アンケートでは常時1位となり、月マガの表紙も度々飾った。月マガ初期の功労者的存在でもあった。『Oh!透明人間』がこの時代の金字塔マンガになった為、お色気ラブコメ漫画の巨匠と称されることがある。掲載誌の月刊少年マガジンは連載開始時の17万部が、5年後に120万部と大幅に部数を伸ばし、編集長は「透明人間の貢献が大」と述べた。しかし、過労で体調を崩し連載は中止となってしまった。
月刊少年マガジン創刊40周年記念特別企画(2017年8月号)として中西の『Oh!透明人間』と上村純子の『いけない!ルナ先生』のコラボ読み切り漫画が掲載され、大きな反響を呼んだ。
作品リスト
漫画作品
- Oh!透明人間(月刊少年マガジン、全11巻、ワイド版全3巻)
- Oh!透明人間21(スーパージャンプ→オースーパージャンプ、全8巻)
- 新Oh!透明人間(週刊実話、廉価版上下巻)
- (温泉へゆこう!)(スーパージャンプ、全13巻)
- (めぐり愛ハウス)(月刊少年マガジン、全6巻)
- (はやく起きてヨ!)(全6巻)
- (愛DON'T恋)(ヤングキング、全12巻)
- (いけないDAY DREAM)(全3巻)
- (くらくらパラダイス)(全2巻)
- (B.C.トライアングル)(全3巻)
- (バーディーバーディー)(全6巻)
- (おさわがせラスベガス学園)(全2巻)
- (美由紀におまかせ!)(全2巻)
- (ウォッチ・シュワッチ愛して恋)(全1巻)
- (幸せレストラン)(ヤングキング、全5巻)
- (ビタミンガール! 管理栄養士真理ちゃん)(オースーパージャンプ、全1巻)
- おでん(ヤングキング、既刊1巻・以下未刊)
- (ハッピーポール)(全1巻)
- (変身したらヤリ放題! -マニアック・ウルフ-)((講談社マガジンポケット)、連載中)
- (小夜子と小陽子(さよことさよこ) -dark and shine- )((少年画報社マンガDX+)、全12話)
- 演歌漫画特集(作画担当)
第1弾 (坂本冬美物語) 第2弾 (水森かおり物語) 第3弾 (山内惠介物語) ((少年画報社マンガDX+)、連載中)
出演
- もう!バカリズムさんのH!(2014年3月23日、NOTTV)
- Hなおっぱいの描き方を学ぶ
その他
- 週刊誌 FLASH 2015年12月22日号の「お色気マンガベスト10」に『Oh!透明人間』がランクインし、コメントした。
脚注
- ^ 2010年公開の第1作は、厳密にはオリジナルビデオ作品の特別上映として劇場公開された(単館にて2日間)。2014年の第2作は、前作同様の制作体制ではあるものの、7日間劇場公開された(単館上映)。なお、いずれの作品も公式サイトでは「映画」と銘打たれている[1][2]。
外部リンク
- 中西やすひろ (@oh_toumeiningen) - Twitter