中村 太樹(なかむら たいき、2002年7月14日 - )は、山梨県出身の日本の柔道家。階級は60kg級。身長162cm。組み手は右組み。得意技は背負投[1]。
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
世界ジュニア | ||
金 | 2022 グアヤキル | 60kg級 |
経歴
柔道は3歳の時に始めた[1]。国士舘中学3年の時には全国中学校柔道大会60㎏級で5位になった[1]。国士舘高校2年の時に国体少年男子の部で優勝した[1]。2021年に国士館大学へ進むと、1年の時には学生体重別で3位、全日本ジュニアでは決勝で大学の1年先輩である近藤隼斗に技ありで敗れて2位だった[1][2][3]。グランプリ・オディヴェーラスでは3位に入った[4]。2年の時には世界ジュニアに出場すると、準決勝で前回3位であるフランスのロマン・ヴァラディエール=ピカール、決勝で前回チャンピオンであるジョージアのゲオルギー・サルダラシビリにそれぞれ一本勝ちして優勝を果たした[5][6]。3年の時には体重別の準決勝でSBC湘南美容クリニックの永山竜樹を縦四方固、決勝でパーク24の竪山将を小内刈で破るなどオール一本勝ちして、シニアの全国大会初優勝を飾った[7][8][9]。
戦績
- 2017年 - 全国中学校柔道大会 5位
- 2019年 - 国体 少年男子の部 優勝
- 2021年 - 学生体重別 3位
- 2021年 - 全日本ジュニア 2位
- 2022年 - グランプリ・オディヴェーラス 3位
- 2022年 - 世界ジュニア 優勝
- 2023年 - 体重別 優勝
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
- ^ a b c d e f 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
- ^ 全日本学生柔道体重別選手権大会
- ^ 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
- ^ 男子60キロ級で中村太樹が3位/柔道 サンケイスポーツ 2022年1月29日
- ^ 中村太樹、吉岡光が優勝 世界ジュニア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2022年8月11日
- ^ Guayaquil World Juniors Championships 2022
- ^ 中村太樹ら初優勝、白石響V2 芳田司は決勝で破れる/柔道 サンケイスポーツ 2023年4月1日
- ^ 20歳・中村太樹、男子60キロ級で初出場V「下克上」地元の山梨学院センバツ初制覇刺激 スポーツ報知 2023年4月2日
- ^ 2023年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ World ranking list
外部リンク
- 中村太樹 - JudoInside.com のプロフィール(英語)