概要
『中央競馬全競走成績集 【障害・廃止競走編】』には日本中央競馬会発足後の1954年(昭和29年)と1955年(昭和30年)の記録しかないが、1955年の競走結果には「第9回」と記載されている[1]。
1954年、1955年ともに5歳(現4歳)以上のハンデキャップの重賞競走として行われている。1955年についてはクモハタ記念の勝馬はさらに2kg増とされた[1]。
しかし1956年における中央競馬の番組改正により第9回競走をもって廃止された。1956年から同時期に中山グランプリ(現在の有馬記念)が創設されたが、競走条件が異なり、前身の競走とはされていない。
1着賞金は当時の金額で1954年が60万円、1955年が70万円だった。
歴史
- 1956年 第9回競走を最後に廃止。
歴代優勝馬
出典
- ^ a b 『中央競馬全競走成績集 【障害・廃止競走編】』、280頁。
参考文献
- 「中山特別」『中央競馬全競走成績集 【障害・廃止競走編】』日本中央競馬会、2006年、277-280頁。
関連項目
- 有馬記念 - 廃止された年から始まった同時期に行われる重賞競走