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不来方賞

不来方賞(こずかたしょう)は、岩手県競馬組合が施行する地方競馬重賞競走平地競走)である。正式名称は「テレビ岩手杯 不来方賞」、テレビ岩手が優勝杯を提供している。競走名の不来方は、盛岡市にあった不来方城に由来する。

不来方賞
開催国 日本
主催者 岩手県競馬組合
競馬場 水沢競馬場
創設 1969年8月10日
2022年の情報
距離 ダート2000m
格付け M1
賞金 1着賞金800万円
出走条件 サラブレッド系3歳オープン、岩手所属
負担重量 定量(56kg、牝馬2kg減)
出典 [1]
(テンプレートを表示)

副賞は、テレビ岩手社賞、一般社団法人JBC協会賞、岩手県馬主会会長賞、開催執務委員長賞(2022年)[1]

概要

1969年創設。岩手競馬ダービーとして位置付けられていた[2]、岩手競馬で最も歴史ある競走のひとつである。現在は、ダート2000メートルで行われる。2000年からテレビ岩手から優勝杯の提供を受け、名称を現在の「テレビ岩手杯 不来方賞」に変更された。

ダービーグランプリ創設直後は11月に開催されていたため、ダービーグランプリのステップレースとして10月に開催されていたが、1996年より7月中旬~8月上旬に開催されるようになった。上位2着馬までにはダービーグランプリの優先出走権が与えられていたが、ダービーグランプリは2007年限りで休止された。2009年は11月開催に、そして2010年からは10月開催となった(ただし、2014年は11月開催)。2019年より開催時期を9月に繰り上げることになった。

元は岩手競馬所属による競走であったが、2001年から東北地区交流、2002年から東日本九州地区交流、2004年からは地方競馬全国交流として行われた。2010年にダービーグランプリが地方競馬全国交流競走として復活したため、本競走は岩手所属3歳馬限定の上位2着馬までにダービーグランプリ優先出走権が与えられる競走に戻された。2014年からダービーグランプリの優先出走権付与対象が上位3着馬までに拡大されている。

2016年に岩手競馬で重賞格付け制度が開始され、M2に格付けされた。

2017年からはM1に格上げされるとともに、同年から「3歳秋のチャンピオンシップ」シリーズが始まり、そのカテゴリーB競走に指定された。本競走とダービーグランプリの双方に優勝した馬の馬主にはボーナス賞金800万円が贈られる[3](2018年までは同500万円)。

2019年からHITスタリオンシリーズに指定されている。

2024年からは全日本的なダート競走の体系整備に伴いダービーグランプリと統合され、ダートグレード競走(JpnII)に昇格し「ジャパンダートクラシック」のトライアル競走として施行されるとともに、本競走の1着馬にはジャパンダートクラシックへの優先出走権が付与される予定[4][5][6]。なお、岩手競馬としては初めてJpnIIに格付される競走となる。

条件・賞金等(2022年)

出走条件
サラブレッド系3歳、岩手所属。
負担重量[1]
定量。56kg(牝馬2kg減)。
賞金等
賞金額は1着800万円、2着280万円、3着160万円、4着80万円、5着40万円、着外手当は4万円[1]
HITスタリオンシリーズに指定されており、アジアエクスプレスの配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている。
優先出走権付与[7]
上位3着までに入った馬にダービーグランプリの優先出走権が付与される[1]

過去の副賞

本競走は2008年から2012年、2019年以後スタリオンシリーズ競走として優勝馬の馬主へ特定種牡馬の次年度種付権が副賞となっている。

歴代優勝馬

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 1969年8月10日 盛岡 D1730m スズヒカリトップ 牝4 岩手     福田重征 佐々木二八
第6回 1974年6月30日 盛岡 D1420m カネシラン 牝4 岩手 1分32秒3 小西重征 小西善一郎
第7回 1975年11月2日 盛岡 D1750m カネシラユキ 牝4 岩手 1分53秒0 小西重征 小西善一郎
第8回 1976年10月17日 盛岡 D1750m カネハツユキ 牝4 岩手 1分50秒9 小西重征 小西善一郎
第9回 1977年11月13日 盛岡 D1750m ポーラダン 牡4 岩手 1分51秒4 村上昌幸 村上初男
第10回 1978年11月13日 盛岡 D1750m ジヨージアフエロー 牡4 岩手 1分54秒4 村上昌幸 村上初男
第11回 1979年8月26日 盛岡 D1800m タガワキング 牡4 岩手 1分56秒7 村上昌幸 村上初男
第12回 1980年9月7日 盛岡 D1800m タケミパワー 牡4 岩手 1分57秒6 熊谷昇 小西善一郎
第13回 1981年8月23日 盛岡 D1900m タガワリユウオー 牡4 岩手 2分03秒5 村上昌幸 村上初男
第14回 1982年10月3日 盛岡 D1900m スーパーライジン 牡4 岩手 2分06秒3 菅原勲 菅原和治
第15回 1983年10月30日 盛岡 D1900m ホワイトスワツプス 牡4 岩手 2分05秒2 千葉次男 千葉勝
第16回 1984年11月4日 盛岡 D1900m カウンテスアツプ 牡4 岩手 2分02秒7 千葉次男 千葉忠一
第17回 1985年9月29日 盛岡 D1900m ミヤシロフアミリー 牡4 岩手 2分03秒6 佐藤浩一 小西善一郎
第18回 1986年10月19日 盛岡 D1900m トウケイフリート 牡4 岩手 2分03秒8 小野寺三男 村上実
第19回 1987年10月18日 盛岡 D1900m アメリカンミツル 牡4 岩手 1分59秒8 小竹清一 千葉忠一
第20回 1988年10月16日 盛岡 D1900m グランリードワン 牡4 岩手 2分01秒9
同着
及川良春 村上初男
シヤドウイメージ 牡4 岩手 菅原勲 大和正四郎
第21回 1989年10月29日 盛岡 D1900m スイフトセイダイ 牡4 岩手 2分02秒8 小竹清一 城地藤男
第22回 1990年10月28日 盛岡 D1900m サンドリーズン 牡4 岩手 2分03秒5 菅原勲 酒井清
第23回 1991年10月27日 盛岡 D1900m ロイヤルポイント 牡4 岩手 2分04秒5 小竹清一 村上実
第24回 1992年10月25日 盛岡 D1900m モリユウプリンス 牡4 岩手 2分02秒0 畠山信一 千葉四美
第25回 1993年10月17日 盛岡 D2000m エビスサクラ 牡4 岩手 2分11秒9 菅原勲 阿部時男
第26回 1994年10月16日 盛岡 D2000m ブラッククロス 牡4 岩手 2分11秒6 菅原勲 千葉博
第27回 1995年10月22日 盛岡 D2000m サトヨフレンチ 牡4 岩手 2分13秒5 小林俊彦 佐々木由則
第28回 1996年7月14日 盛岡 D2000m マツリピロリット 牝4 岩手 2分13秒5 小林俊彦 千葉四美
第29回 1997年7月27日 盛岡 D2000m メイセイオペラ 牡4 岩手 2分10秒9 菅原勲 佐々木修一
第30回 1998年7月26日 盛岡 D2000m キタノタイトル 牡4 岩手 2分09秒5 菅原勲 伊藤和
第31回 1999年7月25日 盛岡 D2000m マルケイゲイン 牡4 岩手 2分08秒4 村松学 菅原右吉
第32回 2000年7月30日 盛岡 D2000m トニージェント 牡4 岩手 2分11秒9 村上忍 村上実
第33回 2001年7月29日 盛岡 D2000m バンケーティング 牡3 岩手 2分10秒3 菅原勲 平澤芳三
第34回 2002年7月28日 盛岡 D2000m ナノテクノロジー 牡3 岩手 2分13秒4 村上忍 千葉四美
第35回 2003年7月27日 盛岡 D2000m グランドピアノ 牡3 岩手 2分11秒4 村松学 菅原右吉
第36回 2004年8月1日 盛岡 D2000m ウエストジーニアス 牡3 岩手 2分10秒0 菅原勲 佐藤晴記
第37回 2005年8月7日 盛岡 D2000m マツリダパレス 牡3 岩手 2分10秒2 小林俊彦 城地藤男
第38回 2006年8月6日 盛岡 D2000m オウシュウクラウン 牡3 岩手 2分09秒4 小林俊彦 櫻田浩三
第39回 2007年8月19日 水沢 D2000m (セイントセーリング) 牡3 岩手 2分10秒6 菅原勲 鈴木七郎
第40回 2008年9月7日 盛岡 D2000m ピンクゴールド 牝3 岩手 2分10秒2 小林俊彦 小林義明
第41回 2009年11月22日 水沢 D2000m グレードアップ 牡3 船橋 2分07秒6 菅原勲 松代眞
第42回 2010年10月24日 盛岡 D2000m ロックハンドスター 牡3 岩手 2分08秒8 菅原勲 瀬戸幸一
第43回 2011年10月24日 盛岡 D2000m カミノヌヴォー 牡3 岩手 2分09秒3 阿部英俊 千葉幸喜
第44回 2012年10月28日 盛岡 D2000m ロッソコルサ 牡3 岩手 2分09秒8 村上忍 千葉幸喜
第45回 2013年10月27日 盛岡 D2000m コウギョウデジタル 牝3 岩手 2分06秒0 阿部英俊 菅原右吉
第46回 2014年11月3日 盛岡 D2000m ライズライン 牝3 岩手 2分05秒9 村上忍 千葉幸喜
第47回 2015年10月25日 盛岡 D2000m ダイワエクシード 牡3 岩手 2分10秒7 村上忍 千葉幸喜
第48回 2016年10月23日 盛岡 D2000m エンパイアペガサス 牡3 岩手 2分10秒4 村上忍 佐藤祐司
第49回 2017年10月22日 盛岡 D2000m キングジャガー 牡3 岩手 2分04秒6 高橋悠里 板垣吉則
第50回 2018年10月21日 盛岡 D2000m サンエイキャピタル 牡3 岩手 2分06秒0 山本聡哉 瀬戸幸一
第51回 2019年9月16日 盛岡 D2000m ヤマショウブラック 牡3 岩手 2分09秒9 高松亮 小林俊彦
第52回 2020年9月6日 盛岡 D2000m フレッチャビアンカ 牡3 岩手 2分07秒2 高松亮 千葉幸喜
第53回 2021年9月5日 盛岡 D2000m マツリダスティール 牡3 岩手 2分08秒2 村上忍 菅原勲
第54回 2022年9月4日 盛岡 D2000m マナホク 牡3 岩手 2分06秒9 高松亮 佐藤雅彦

※馬齢は2000年以前については旧表記を用いる。

脚注・出典

出典

  1. ^ a b c d e “令和4年度第6回 盛岡競馬競走番組表(概定)” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2022年9月2日閲覧。
  2. ^ 斎藤修「地方競馬のクラシック路線とダービー」『ハロン』第12巻第7号、地方競馬全国協会、2001年7月、62-63頁。 
  3. ^ 3歳秋のチャンピオンシップ2017実施要項地方競馬全国協会、2017年8月11日閲覧
  4. ^ 3歳ダート3冠レース体系発表 24年からスタート すべてにトライアルレースを設定日刊スポーツ、2022年11月29日配信・閲覧
  5. ^ “お知らせ|地方競馬情報サイト”. 2022年11月28日閲覧。
  6. ^ “3歳ダート三冠競走等における地方所属馬の出走馬選定方法”. 特別区競馬組合. 2023年5月24日閲覧。
  7. ^ “注目レースピックアップ”. 岩手競馬オフィシャルページ. 2019年9月13日閲覧。

各回競走結果の出典

  • 不来方賞 歴代優勝馬 - 地方競馬全国協会
  • JBISサーチ
    • 2022年

関連項目

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