来歴
鳥取県日野郡溝口町(現・西伯郡伯耆町)出身[1]。小学校を卒業後、戦前より日本プロレタリア作家同盟に属し労働運動などに参加。1951年に大阪市生野区から大阪府議会議員に立候補し当選、府議を5期務め1972年の衆院選で旧大阪4区から出馬し初当選を果たす。当選4回。議員在任中は共産党議員団部落対策委員長などを歴任した。1983年の衆院選には出馬せず引退を表明、地盤を経塚幸夫に譲る。
政歴
- 1972年 第33回衆議院議員総選挙 大阪4区 当選
- 1976年 第34回衆議院議員総選挙 大阪4区 当選
- 1979年 第35回衆議院議員総選挙 大阪4区 当選
- 1980年 第36回衆議院議員総選挙 大阪4区 当選
主著
- 『議員稼業ボロおまっせ』(三一書房、1961年)
- 『われ髭を愛す』((刀江書院)、1963年)
- 『陣笠先生悪戦記』((自治体研究社)、1970年)
- 『「同和」行政と「解同」朝田派』(汐文社、1975年)
- 『同和行政と民主主義』(新日本出版社、1979年8月)
- 『赤坂村天気図』(自治体研究社、1979年9月)
- 『河内のこと故郷のこと』((文理閣)、1984年4月)(ISBN 4-89259-073-8)
- 『火の鎖:和島為太郎伝』((草土文化)、1985年6月)(ISBN 4-7945-0209-5) - 1986年に第18回多喜二・百合子賞を受賞
- 『河内義民伝』(新日本出版社、1989年12月)(ISBN 4-406-01794-1)
- 『大塩平八郎』(新日本出版社、1993年8月)(ISBN 4-406-02176-0)
- 『黄塵』(新日本出版社、1996年2月)(ISBN 4-406-02421-2)
参考文献
脚注
- ^ 三谷秀治とっとりデジタルコレクション 2022年6月11日閲覧