三倉(みくら)は、静岡県周智郡森町の大字である。本項では1889年(明治22年)の町村制施行時に同区域に存在した三倉村(みくらむら)についても記す。
地理
森町の北半分を占める。三倉川およびその源流である大府川、中村川の沿岸にあたる。南で葛布・西俣・鍛冶島・亀久保、東で嵯塚および島田市川根町家山、西で浜松市天竜区横川・春野町領家・春野町堀之内・春野町胡桃平・春野町花島と隣接する。静岡県道58号袋井春野線が縦貫、静岡県道63号藤枝天竜線が横断する。1875年に13村が合併して成立した三倉村の村域を引き継いでいるため、周辺の大字に比べて面積が広い。
河川
- (三倉川)
- 大府川
- 中村川
山岳
歴史
みくらむら 三倉村 | |
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廃止日 | 1956年9月30日 |
廃止理由 | 編入合併 三倉村、小笠郡原泉村(一部) → 森町 |
現在の自治体 | 森町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 静岡県 |
郡 | 周智郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 | 周智郡森町、犬居町、熊切村 榛原郡川根町 小笠郡原泉村 磐田郡光明村 |
三倉村役場 | |
所在地 | 静岡県周智郡三倉村 |
座標 | 北緯34度53分59.0秒 東経137度56分37.6秒 / 北緯34.899722度 東経137.943778度 |
周智地域の町村制施行時の町村。9が三倉村。 | |
ウィキプロジェクト |
- 「旧高旧領取調帳」[4]の記載によると、明治初年時点で豊田郡に所属し、現在の大字三倉地内に大河内村・中野村・乙丸村・田能村・大久保村・船場村・中村・西ヶ嶺村・曲尾村・黒田村・大府川村・上野平村・木根棚指村の13村が存在し、いずれも幕府領であった。
- 1868年(慶応4年)5月24日 - 徳川宗家が駿河府中藩に転封。それにともない遠江国内で領地替えが行われ、幕府領が消滅。府中藩の管轄となる。
- 1869年(明治2年)8月7日 - 府中藩が静岡藩に改称。
- 1871年(明治4年)
- 1876年(明治9年)8月21日 - 第2次府県統合により静岡県の管轄となる。
- 1875年(明治8年) - 13村が合併して三倉村となる。
- 1879年(明治12年) - 所属郡が周智郡に変更。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により三倉村が単独で自治体を形成し、周智郡三倉村が発足。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 森町に編入。同日三倉村廃止。大字三倉となる。
世帯数と人口
交通
バス
道路
施設
- (森町立三倉小学校)
- 三倉郵便局
- 三倉大河内簡易郵便局
- 神明神社
- 白鬚神社
- 八坂神社
- 長月寺
- 蔵泉寺
その他
日本郵便
脚注
外部リンク
- 静岡県 森町