わ゙、ヷは、日本語の仮名の一つであり、わ, ワに濁点をつけた文字である。かつてラテン文字の va の翻字として使われた。現在は「ヴァ」を用いる。
歴史
v音を表すのに「ヷ」を用いるのは、福澤諭吉の発案(『(福澤全集緒言)』の証言による。なお「ヴ」も同様)である[1]。1860年(万延元年)出版の『(増訂華英通語)』に用例が見える[2]。
使用例
ヷに関わる諸事項
- 文字コードの MacJapanese には存在していたが JIS X 0208 には含まれていなかった。JIS X 0213 で追加された。
- 平仮名の「わ゙(わ゙)」は使われることはほぼ皆無であり、JIS X 0213やMacJapaneseなどには含まれないが、Unicodeでは合成用濁点 (U+3099) を用いてU+308F U+3099で表すことができる。