『ザ・ルーシー・ショー』(The Lucy Show)は、1962年から1968年にかけてアメリカのCBSで放映されたテレビ番組である。日本では『ルーシー・ショー』のタイトルで、1963年5月4日から1966年10月1日まで4シリーズにわたってTBS系列で放映された。三共(現:第一三共/第一三共ヘルスケア)の一社提供だが、土曜20時枠時代は複数社提供。
CSスーパーチャンネルで、2001年7月から2003年にかけて、(途中一時中断も含めて)放送されていた。Yahoo!動画で、2007年7月から2008年1月までの間、日本語吹き替え版の30話が配信された。
概要
コネチカット州ダンフィールドに住む2人の息子を持つ寡婦ルーシーと、彼女が部屋を貸している友人のヴィヴィアンとその息子シャーマンたちを中心にした物語を描く。
登場人物
- ルーシー・カーマイケル
- 演:ルシル・ボール/吹き替え:高橋和枝、新録版:雨蘭咲木子
- 本作の主人公で寡婦。ダンフィールドでヴィヴィアンと同居していたが、カリフォルニアに引っ越してからはムーニーの秘書として銀行で働くようになる。いつも何かあればとんでもない行動をするトラブルメーカーで、ムーニーを度々困らせている。
- クリス
- 演:キャンディ・ムーア/吹き替え:池田昌子
- ルーシーの娘
- ジェリー
- 演:ジミー・ギャレット/吹き替え:清水マリ
- ルーシーの息子
- ヴィヴィアン
- 演:ヴィヴィアン・ヴァンス/吹き替え:林洋子
- ルーシーの友人。夫とは離婚し、シャーマンを連れてルーシーから部屋を借りている。(番組前半のレギュラー)
- シャーマン
- 演:ラルフ・ハート/吹き替え:大山のぶ代
- ヴィヴィアンの息子。
- メリージェーン
- 演:メリージェーン・クロフト/吹き替え:不明、新録版:沢田敏子
- ルーシーの友達。かなりさっぱりした、自己中心的な性格
- 伯爵夫人
- 演:アン・サザーン/吹き替え:
- 昔はお金持ちで今は貧乏な気位の高い伯爵夫人(番組後期のレギュラー)
- セオドア・J・ムーニー
- 演:ゲイル・ゴードン /吹き替え:(笠間雪雄)(初代)内海賢二(二代目)、新録版:広瀬正志
- ルーシーを秘書として雇っている銀行の副頭取(ルーシーとは名コンビを演じた)。何かとトラブルを起こすルーシーに困り果てており、怒りっぽいが、実は恐妻家。
ゲスト
サブタイトル
日本での放送時間
いずれも日本時間。
- 第1シリーズ
- 1963年5月4日~1964年6月27日 土曜21:30~22:00
- 第2シリーズ
- 1964年11月21日~1965年6月26日 土曜21:30~22:00
- 第3シリーズ
- 1965年7月3日~9月25日 土曜20:00~20:56
- 第4シリーズ
- 1966年4月9日~10月1日 土曜21:30~22:00
備考
脚本のみの回
この番組には、脚本(スクリプト)が書かれたものの、撮影までには至らなかった回がある。第1シーズンに組み込まれるはずだった "Lucy & Viv Fight Over Harry"と、第2シーズンに組み込まれるはずだった"Lucy is a Girl Friday"と"Lucy Plays Basketball"いう回は、いずれも製作上の問題が多すぎて、撮影までには至らなかった。これらの回の詳細は、北米版DVDの第1シーズン及び第2シーズン収録分に含まれている。
関連項目
脚注
外部リンク
- 「ルーシー・ショー」 - (当時)スーパーチャンネル/Super! drama TV(現・スーパー!ドラマTV)の番組紹介ページ(日本語)
- The Lucy Show - IMDb(英語)