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ルノー・アルカナ

ルノーコリア・XM3 > ルノー・アルカナ

アルカナ(ARKANA)は、フランスの自動車メーカー、ルノーが販売するクーペSUVクロスオーバーSUV)。2019年にB0+プラットフォームを採用してロシアで生産・販売を開始。翌2020年に今度はCMF-Bプラットフォームを採用した別バージョンがルノーサムスン自動車(当時)から「XM3」として韓国で生産・販売を開始。欧州や日本を含むアジア・パシフィック地域向けは全て後者が販売されている。

ルノー・アルカナ
欧州仕様 フロント
欧州仕様 リア
概要
別名 メガーヌ コンクエスト(旧ユーゴスラビア諸国
ルノーコリア・XM3(韓国)
製造国 ロシアアフトフラモス
韓国ルノーコリア自動車
販売期間 2019年 -
(ロシア向けは2019-2022年)
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアクーペSUV
駆動方式 FF
4WD(ロシア向けのみ)
(パワートレイン)
エンジン H5H 1.3 L TCe 直噴ガソリンターボ
H4M 1.6 L MPI ガソリン
モーター メイン:5DH型:
交流同期電動機
サブ:3DA型
交流同期電動機
最高出力 152 PS(1.3 L)
123 PS(1.6 L)
94 PS(E-TECH用1.6 L)
メインモーター(E-TECH):
36 kW(49 PS)
サブモーター(E-TECH):
15 kW(20 PS)
変速機 6速MT
5速MT
7速EDC(1.3L)
エクストロニックCVT(1.6L)
電子制御ドグクラッチ(E-TECH)
サスペンション
F:マクファーソンストラット
R:トーションビーム
車両寸法
ホイールベース 2,720 mm
(以下、数値は日本仕様)
全長 4,570 mm
全幅 1,820 mm
全高 1,580 mm
その他
プラットフォーム B0+(ロシア向けのみ)
CMF-B HS
(テンプレートを表示)

旧ユーゴスラビア諸国においては政治的事情(アルカン、Arkan)に配慮し、車名をメガーヌ コンクエスト(Mégane Conquest)に変更して販売されている。

セダンの優雅さとSUVの力強さを高次元で融合した車種として開発された[1]

歴史

初代(2019年- )

  • 2018年8月、モスクワ国際モーターショー2018において、コンセプトモデルをワールドプレミア[2]。 
  • 2019年5月、市販仕様が発表され[3]、コンセプトモデルの意匠をほぼそのまま踏襲し、ダチアのB0プラットフォームを進化させたB0+プラットフォーム採用して同年夏にロシアで販売を開始。
  • 2020年3月3日、韓国ルノーサムスン自動車(当時)がより新しいCMF-B HSプラットフォームを採用した兄弟車を「XM3」の名で発表。ロシア仕様のアルカナとはパワーユニットや足回り、内装が異っている。
  • 2020年9月23日、欧州市場へ投入することを発表[4]。よりスポーティーな外観となったR.S.ラインも設定される。
  • 2021年3月10日、欧州市場にて正式発表・受注開始。
  • 2021年半ば、豪州市場にて販売開始。グレードはZen, Intens, R.S. Lineの3種展開で、パワーユニットは1.3Lターボ(TCe155)+7速EDCのみ。
  • 2022年1月5日、ルノー・ジャポンが同月14日から開催される「東京オートサロン2022」の出展概要を発表するとともに、2022年春期に投入予定の日本仕様のアルカナを展示することを発表[5]
  • 2022年2月24日、日本仕様を正式発表/予約開始(発売開始は5月26日)。日本向けは欧州仕様やXM3と同じくルノーコリア自動車での生産となり、パワーユニットは1.6 L直4・H4M+2モーターを組み合わせたハイブリッドの「E-TECH」、グレードは「R.S.ライン」のみである[6]。このため、ルノージャポンとしては初代コレオス以来、久しぶりに日本市場に挑戦する韓国製車両でもある。
  • 2022年11月2日、2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカーに選出された[7]
  • 2022年11月24日、日本仕様にマイルドハイブリッド仕様である「R.S.ライン マイルドハイブリッド」を追加。従来のE-TECHは「R.S.ライン E-TECH フルハイブリッド」にグレード名を改称した。
  • 2023年4月21日、日本仕様に専用エクステリアをまとった「E-TECHエンジニアード」を設定(発売は5月11日)。同グレードの登場により、従来の「R.S.ライン E-TECH フルハイブリッド」は廃止された。

概要

外観は近年のルノーのDNAである「CシェイプLEDヘッドライト」を核に、大きく取られた最低地上高、ワイドホイールアーチ、大径タイヤ&ホイールを採用する一方、緩やかに傾斜したルーフラインや高い位置に配されたウエストラインで、セダンとクーペとSUVの良さを高い次元で融合させている。

内装はロシア仕様とそれ以外ではデザインが全く異なる。センターコンソールにはAppleCarPlayグーグルAndroid Autoに対応したルノー「イージーリンク」マルチメディアシステムが装備されるが、ロシア向けはタッチスクリーンが8インチ、それ以外は9.3インチとなり、デジタルメータークラスターも採用される[8]

プラットフォームもロシア仕様とそれ以外では異なり、ロシア仕様はダスターやロシア向けキャプチャーに採用されたB0プラットフォームを進化させた「B0+プラットフォーム」を採用。208 mmの最低地上高を確保し、アプローチアングルを18度、ディパーチャーアングルを25度としてオフロード性能を確保している。一方、ロシア仕様以外はクリオおよびキャプチャーと同じCMF-Bプラットフォームを採用している[9]

パワートレーンはロシア仕様とXM3にはH5H型1.3 Lの直噴ガソリンターボ(TCe260)とH4M型1.6 Lガソリン(1.6 GTe)の計2種が用意され、前者にはゲトラグ製の7速EDCが、後者にはジヤトコ製のエクストロニックCVTが組み合わされる。なお1.3 Lはルノーとメルセデス・ベンツが共同で新開発したエンジンで、Aクラス(W177型)にも搭載されている。一方、欧州向けはそれらとは異なり、TCe140 (140 ps) とTCe160 (160 ps) の2種類の12 Vモーター付き1.3 Lターボマイルドハイブリッド(TCe140)に加えて、140 psを発揮する1.6 LのE-TECHハイブリッド(E-TECH145)というラインナップとなり、E-TECHはトランスミッションにF1で培った技術をフィードバックさせたドグクラッチを介した上で全て電動化されたことで、WLTCモードで22.8km/Lをマークしている(日本仕様の場合)。オセアニア仕様は1.3Lターボ(TCe155)のみで、日本仕様は上述の通り、E-TECHとマイルドハイブリッドの2種のみの設定で純ガソリン車の販売はない。

生産はロシア仕様がモスクワにあるルノーロシアで、それ以外の仕向け地のアルカナとXM3はルノーコリア釜山工場でそれぞれ行われているが[9][10]、ロシア向けについてはルノーロシアの株をモスクワに、ルノーの保有するアフトヴァース株の67.7をエンジン中央科学研究所(NAMI)に売却し同市場から撤退したことで製造を終了している[11]


 
ロシア仕様

車名の由来

ラテン語で「秘密」「神秘」を意味する「ARCANUM」からの造語。

脚注

  1. ^ ルノー 新型クロスオーバーSUV“アルカナ”をモスクワで公開MOTA 2019年8月29日(2020年3月11日 閲覧)
  2. ^ “ルノー 新型クロスオーバーSUV“アルカナ”をモスクワで公開”. MOTA. (2019年8月29日). https://autoc-one.jp/news/5002679/ 2020年3月11日閲覧。 
  3. ^ “ルノーがSUVクーペ市場に参入、『アルカナ』を欧州発表”. Response.. (2019年5月25日). https://response.jp/article/2019/05/25/322736.html 2020年3月13日閲覧。 
  4. ^ "THE NEW RENAULT ARKANA, THE HYBRID SUV COUPE FOR EUROPE" (Press release) (英語). ルノー. 23 September 2020. 2020年9月23日閲覧
  5. ^ https://www.renault.jp/car_lineup/newcoupesuv/index.html
  6. ^ https://toyokeizai.net/articles/-/479276
  7. ^ “「今年のクルマ」候補の11台が決定! 「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが発表”. くるまのニュース. 2022年11月4日閲覧。
  8. ^ "XM3 : SUCCESSFUL LAUNCH IN KOREA FOR RENAULT SAMSUNG MOTORS" (Press release). ルノー. 29 April 2020. 2020年9月23日閲覧
  9. ^ a b Dan Mihalascu (2020年9月23日). “Renault Arkana Finally Coming To Europe In 2021 With All-Hybrid Lineup”. Carscoops. 2020年9月23日閲覧。
  10. ^ “ルノー副会長、「釜山工場の生産性高めなければ韓国を離れる」”. 中央日報 (2020年2月9日). 2021年2月9日閲覧。
  11. ^ 但し、ルノーがアフトワズの株式を買い戻す選択肢が定められており、今後6年の間に行使可能としている。

関連項目

外部リンク

  • ルノー・アルカナ(日本仕様、ルノージャポン公式サイト内)
  • ルノー・アルカナ(ロシア仕様)(ロシア語)
  • ルノー・アルカナ(フランス仕様)(フランス語)
ルノー ロードカータイムライン 1980年代-  () 
タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
コンパクト トゥインゴ トゥインゴII トゥインゴIII
5/7 シュペール5 クリオI クリオII クリオIII クリオIV クリオV
シンボルI シンボルII
モデュス
カングー カングーII カングーIII
14 9/11 19 メガーヌI メガーヌII メガーヌIII メガーヌIV
フルエンス メガーヌIVセダン
パルス
スカラI スカラII
ミドル 18 21 ラグナI ラグナII ラグナIII
20/30 25 サフラン ヴェルサティス ラティテュード/サフラン
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タリスマン
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