概要
1992年にグラフィックデザイナーのMichel Ancelによって生み出された。海外では一定の認知度を得ており、コンスタントにシリーズ作品が作られている。
プロトタイプとして、SNES版も開発されているが、現行のものとは別物の内容である。
日本では1995年から2001年にかけてレイマンシリーズのタイトルがリリースされたが、伝統的に海外製ゲームが受け入れられ難い市場であることもあり知名度は得られず、結果レイマンシリーズの日本市場におけるリリースは中止される事となる。その後2006年に日本国内で久しぶりのレイマンの新作が発表されたが、日本版タイトルには「レイマン」の名は付けられず『ラビッツ・パーティー』に変更された。
2012年、発売元のユービーアイソフトの創業25周年記念作品として、日本においても再び「レイマン」の名を冠する作品『レイマン オリジン』が発売された。
メインシリーズ作品
- レイマン (PS、SS、PC)
- PlayStation版 1995年9月22日発売, 5,800円(税別)
- セガサターン版 1995年11月17日発売, 5,800円(税別)
- PSP / PS3 / PS Vita版 ゲームアーカイブス / 2012年4月11日配信 617円(税込)
- 開発元:Ubisoft Montpellier 、Digital Eclipse
- アメリカ版タイトル "Rayman"
- 海外ではWindows、GBA、DS、アタリ ジャガー向けにも発売。
- レイマン海賊船からの脱出 (DC)
- 2000年3月23日発売, 6,090円(税込)
- 開発元:Ubisoft
- アメリカ版タイトル " Rayman 2: The Great Escape"
- 海外ではNintendo 64、Windows、DS、ニンテンドー3DS向けにも発売 ※セガサターン版は発売中止
- ※Nintendo 64版は日本でもリリース予定があったが、発売中止になっている。
- iOSではGameloftが配信。(現在は配信停止)
- レイマン ミスター・ダークの罠(GBC)
- 2000年3月24日発売, 4,800円 (税別)
- ニンテンドー3DS版 バーチャルコンソール / 2012年7月25日配信 617円(税込)
- 開発元:Ubisoft Montpellier 、 Ubisoft Paris、Gameloft
- アメリカ版タイトル "Rayman"
- レイマン レボリューション(PS2)
- 2001年5月31日発売, 6,800円(税別)
- 開発元:Ubisoft
- アメリカ版タイトル " Rayman Revolution"
- レイマン海賊船からの脱出をリメイクしたもの。
- レイマン オリジン(PS3、PS Vita、3DS、PC)
- 2012年7月19日発売, 2,500円(税別)※一度発売日が変更されている。
- 開発元:Ubisoft Montpellier
- アメリカ版タイトル " Rayman Origins"
- 海外ではWii、Xbox 360向けにも発売。
- PS3版、PS Vita版は体験版が配信中。
- レイマン ジャングル ラン(iOS、Android、Windows RT)
- 2012年7月19日配信, 250円
- 開発元:Ubisoft Montpellier、Pastagames
- アメリカ版タイトル "Rayman Jungle Run"
- レイマン レジェンド(Wii U、PS3、Xbox 360、PS Vita、Windows、PS4、Xbox One、Nintendo Switch)
- 2013年10月17日発売, 5,985円(税込)
- 販売:任天堂(Wii U版)
- 開発元:Ubisoft Montpellier、任天堂(Wii U版)
- アメリカ版タイトル "Rayman Legends"
- 発表当初はWii U独占だったが、『ZombiU』の販売不振を受けて撤回し、PS3やXbox 360も含めたマルチ展開が発表されている[3][4]。
- レイマン フィエスタ ラン(iOS、Android、Windows RT)
- 2013年11月7日配信, 360円
- 開発元:Ubisoft Montpellier
- アメリカ版タイトル "Rayman Fiesta Run"
- (レイマン クラシック)(iOS、Android)
- 2015年10月19日配信, 600円(税込)
- 開発元:
- アメリカ版タイトル "Rayman Classic"
- レイマン生誕20周年記念として配信された作品。
- 一作目の移植。
- レイマン アドベンチャー(iOS、Android)
- 2015年12月3日配信, 無料
- 開発元:Ubisoft Montpellier
- アメリカ版タイトル "Rayman Adventures"
- レイマン生誕20周年記念として配信された作品。
ラビッツ作品
「ラビッツ・パーティー」も参照
- ラビッツ・パーティー(Wii)
- 2006年12月14日発売,
- 開発元:Ubisoft Montpellier
- アメリカ版タイトル "Rayman Raving Rabbids"(Wii,GBA,PS2,PC,DS,Xbox 360)
- ラビッツ・パーティー リターンズ(Wii)
- 2007年12月6日発売,
- 開発元:Ubisoft Paris
- アメリカ版タイトル "Rayman Raving Rabbids 2"(Wii、DS、PC)
- ラビッツ・パーティーTVパーティー(Wii、DS)
- 2009年1月22日発売,
- 開発元:Ubisoft Paris
- アメリカ版タイトル " Rayman Raving Rabbids: TV Party"(Wii、DS)
- ラビッツ・ゴー・ホーム(Wii)
- 2009年11月26日発売,
- 開発元:Ubisoft Montpellier
- アメリカ版タイトル " Rabbids Go Home'"(Wii、DS、PC)
- ラビッツ・パーティータイム・トラベル(Wii、3DS)
- 2011年1月27日発売,
- 開発元:Ubisoft Paris
- アメリカ版タイトル " Raving Rabbids: Travel in Time"(Wii、3DS)
- Rabbids Alive & Kicking(Xbox 360)
- 日本未発売
- 開発元:Ubisoft Paris
- アメリカ版タイトル " Raving Rabbids: Alive & Kicking"(Xbox 360)
- Rabbids Rumble(3DS)
- 日本未発売
- 開発元:Ubisoft Paris
- アメリカ版タイトル " Rabbids Rumble"(3DS)
- ラビッツランド(Wii U)
- 2013年6月6日発売,
- 開発元:Ubisoft Paris
- アメリカ版タイトル " Rabbids Land"(Wii U)
- (Nintendo Switch)
- 2018年1月18日発売
- 開発元:ユービーアイソフト
- アメリカ版タイトル:Mario + Rabbids Kingdom Battle(Nintendo Switch)
- マリオシリーズとのコラボレーション作品。ジャンルはシミュレーションRPG。東アジアでの販売は任天堂が行った。
- (Nintendo Switch)
- 2022年12月2日発売予定
- 開発元:ユービーアイソフト
- アメリカ版タイトル:Mario + Rabbids Sparks of Hope(Nintendo Switch)
- キングダムバトルの続編。前作同様に東アジアでの販売は任天堂が行う予定。
サブシリーズ作品
アニメ
『ラビッツ インベージョン@きんだーてれび』のタイトルで本シリーズの登場人物のラビッツ達を主人公にした『きんだーてれび』内のアニメが存在する[1]。
スタッフ
- 製作 - Ubisoft Motion Pictures[2]
- ディレクター - 山中綾乃[2]
- 制作協力 - ソラビッタデザインズ[2]
脚注
外部リンク
- ユービーアイソフト
- レイマン オリジン
- レイマン ミスター・ダークの罠 - 3DSバーチャルコンソール
- PlayStation公式サイト ゲームアーカイブス レイマン
- ラビッツインベーション