ユキグニミツバツツジ(雪国三葉躑躅 学名Rhododendron lagopus var. niphophilum])はツツジ科ツツジ属の落葉低木。
ユキグニミツバツツジは、雪国に多いのでこの名がついた。秋田県から近畿地方北部の日本海側に分布している[1]。ダイセンミツバツツジの変種である。4月中旬から5月にかけて、約4cmの桃紅色の花を咲かせる。葉の付け根である葉柄に毛がないのがユキグニミツバツツジ、毛があるのがダイセンミツバツツジである[1]。
写真
脚注
参考文献
- 渡辺洋一、高橋修『ツツジ・シャクナゲ ハンドブック』文一総合出版、2018年、59頁。ISBN (978-4-8299-8138-2)。
- 南谷忠志、門田裕一、米倉浩司「日本産ミツバツツジ類(ツツジ科)の分類(1)」『植物研究雑誌』第93巻第2号、株式会社ツムラ、2018年4月、75-103頁、doi:10.51033/jjapbot.93_2_10849、ISSN 0022-2062。
- 南谷忠志、門田裕一、米倉浩司「日本産ミツバツツジ類(ツツジ科)の分類(2)」『植物研究雑誌』第94巻第4号、株式会社ツムラ、2019年8月、195-241頁、ISSN 0022-2062。
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)