ミャクミャク(みゃくみゃく、 英語: MYAKU-MYAKU[1])は、2025年開催予定の日本国際博覧会の公式キャラクター[2][3][4]。
ミャクミャク MYAKU-MYAKU | |
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対象 | |
分類 | 2025年大阪・関西万博の公式キャラクター |
デザイン | mountain mountain |
公式サイト | 公式キャラクターについて|公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 |
概要
ミャクミャクは2020年8月に決定した公式ロゴマークがモチーフになっている[2]。名称は3万3197件の公募から、開幕1000日前にあたる2022年7月18日午前に決定され[5]、同日開催された記念イベント「1000 Days to Go!」内で発表された。岸田文雄首相は、歴史、伝統、文化、世界とのつながりを脈々(みゃくみゃく)と引き継ぐ、そういった意味が込められている愛称であると説明した[6]。
反響
2020年8月に公式ロゴマークが発表されると、万博テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」から当初はロゴマークが「いのちの輝きくん」と呼ばれ二次創作が続出していた[2]。
ロゴマークをモチーフにデザインされた[2]ミャクミャクの公式キャラクターが発表されると、キャラクターデザインの怪異らしさが注目を集める。
二次創作
名称の発表直後からSNS等のインターネット上では「ミャクミャク様」「民間信仰の神様のようだ」などと二次創作やファンアートも多く投稿され、3年ぶりに開かれたコミックマーケットでは「ミャクミャク」のコスプレをする[7]など人気を集めた[8][9]。
こうした盛り上がりを受け、2025年日本国際博覧会協会の担当者は弁護士ドットコムの取材に「大変うれしく思っている」とした上で、ガイドラインや注意点等のルールのもとで適切に二次創作を楽しんで欲しいと回答[10]。2022年8月30日、日本国際博覧会協会は非営利であれば「ミャクミャク」に似た作品の制作(絵画、デジタル画像、ぬいぐるみ、衣装等)や、二次創作物の画像や動画をSNSやブログ(個人のもの)に投稿することを認めるガイドラインを発表した[11]。
出典
- ^ “Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan Official character nickname “MYAKU-MYAKU” decided” (英語). Japan Association for the 2025 World Exposition. 2022年8月22日閲覧。
- ^ a b c d “公式キャラ愛称「ミャクミャク」 開幕1000日前イベント―大阪・関西万博:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2022年7月18日閲覧。
- ^ “大阪・関西万博公式キャラクター愛称が「ミャクミャク(MYAKU-MYAKU)」に決定”. 2025年日本国際博覧会協会. 2022年8月22日閲覧。
- ^ “【政界地獄耳】談合東京オリンピックの教訓、万博で生かす気もない”. 日刊スポーツ (2022年12月9日). 2022年12月9日閲覧。
- ^ “生々しい? 万博キャラ愛称に反響”. Yahoo!ニュース. 2022年7月18日閲覧。
- ^ “大阪万博の公式キャラクターの愛称「ミャクミャク」に決定(デイリースポーツ)”. LINE NEWS. 2022年7月18日閲覧。
- ^ “大阪万博キャラ、愛称決定で“ミャクミャク様”とあがめられる 「村の土着神ぽい」「畏怖の対象に戻った」”. ねとらぼ. 2022年7月19日閲覧。
- ^ “大阪万博キャラ、愛称決定で“ミャクミャク様”とあがめられる 「村の土着神ぽい」「畏怖の対象に戻った」”. ねとらぼ. 2022年7月19日閲覧。
- ^ “ネットで「信仰」集める「ミャクミャク様」、二次創作も続々 ガイドラインはないの? - 弁護士ドットコムニュース”. 弁護士ドットコム. 2022年8月22日閲覧。
- ^ “公式キャラ愛称「ミャクミャク」 開幕1000日前イベント―大阪・関西万博:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2022年7月18日閲覧。
- ^ “「ミャクミャク様」二次創作ガイドラインを正式策定 非営利・個人利用なら画像や動画のSNS投稿OK”. ORICON NEWS. 2022年8月30日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、ミャクミャクに関するカテゴリがあります。
- 公式キャラクターについて – 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会