『ミセス・ノイズィ』は、2020年制作の日本のサスペンス映画。
| ミセス・ノイズィ | |
|---|---|
| 監督 | 天野千尋 |
| 脚本 | 天野千尋 松枝佳紀 |
| 製作 | (井出清美) (植村泰之) (高橋正弥) |
| 製作総指揮 | (鍋島壽夫) (横山勇人) |
| 出演者 | 篠原ゆき子 (大高洋子) |
| 音楽 | (田中庸介) (熊谷太輔) |
| 主題歌 | 植田真梨恵(GIZA studio) 「What's」[1] |
| 撮影 | 田中一成 |
| 編集 | (榎木絵理) |
| 製作会社 | (ヒコーキ・フィルムズインターナショナル)＝メディアプルポ |
| 配給 | (アークエンタテインメント) |
| 公開 | 2020年12月4日[2] |
| 上映時間 | 106分 |
| 製作国 | 日本 |
| 言語 | 日本語 |
隣人同士の些細な対立が大事件へと発展していく様子を描く。第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門上映作品[2][3][4]。
当初は2020年5月公開予定であったが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）流行の影響で延期され、2020年12月4日から公開されることになった[2]。3か月を超えるロングランを記録した[5]。
あらすじ
夫と幼い娘とマンションに暮らす小説家の吉岡真紀はある日突然、些細なことから隣人の若田美和子から嫌がらせを受け始め、それは日を追うごとに激しさを増していく。
真紀は美和子からの嫌がらせを題材にした小説を発表することで反撃に出るが、それが思わぬ大騒動を巻き起こす。
キャスト
評価
キネマ旬報社が運営するKINENOTEの「キネ旬Review」では、ライターの(須永貴子)は「タイトルから始まっていた仕掛けにまんまと引っかかった」と評し、山田耕大は「初め笑っていた顔がやがてひきつってくる。荒っぽいが、人を引きつけるには充分だ」と評価し、映画評論家の吉田広明は「おばさん視点が正しいというのが結構早い段階で明らかになってしまう。どちらも理があるように見えるという人間社会の複雑さを選ぶ選択もありえたかと思う」とコメントした[8]。
脚注
- ^ 植田真梨恵 Official Web Site
- ^ a b c “始まりは一枚の布団…『ミセス・ノイズィ』新公開日は12月4日に決定”. シネマカフェ. (2020年8月25日) 2020年12月11日閲覧。
- ^ 第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門上映作品一覧
- ^ “隣人同士の対立がマスコミ巻き込む事件に、天野千尋の新作「ミセス・ノイズィ」公開”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年9月26日) 2020年1月25日閲覧。
- ^ “篠原ゆき子、主演映画『ミセス・ノイズィ』3カ月越えロングランに感謝”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2021年3月6日) 2021年3月6日閲覧。
- ^ a b c “ミセス・ノイズィ”. allcinema. 2021年12月9日閲覧。
- ^ “Foorinメンバーの新津ちせ出演!天野千尋監督「ミセス・ノイズィ」劇場公開が決定”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2019年9月26日) 2019年10月18日閲覧。
- ^ “キネ旬 Review 〜キネマ旬報映画レビュアーによる新作映画20本のレビュー”. キネマ旬報. 2021年12月9日閲覧。
関連項目
- 奈良騒音傷害事件 - 本作のモチーフとなった。