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マレク・ハムシーク

マレク・ハムシークMarek Hamšík1987年7月27日 - )は、スロバキアバンスカー・ビストリツァ出身のサッカー選手トラブゾンスポル所属。元スロバキア代表。ポジションはミッドフィールダー

マレク・ハムシーク
SSCナポリでのハムシーク(2016年)
名前
愛称 Marechiaro(マレキアーロ:青い海)
ラテン文字 Marek Hamšík
基本情報
国籍 スロバキア
生年月日 (1987-07-27) 1987年7月27日(35歳)
出身地 バンスカー・ビストリツァ
身長 183cm
体重 79kg
選手情報
在籍チーム トラブゾンスポル
ポジション MF
背番号 17
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2004 ŠKスロヴァン・ブラチスラヴァ 6 (1)
2004-2007 ブレシア・カルチョ 65 (10)
2007-2019 SSCナポリ 408 (100)
2019-2021 大連プロフェッショナルFC 42 (4)
2021 IFKヨーテボリ 6 (1)
2021- トラブゾンスポル 26 (2)
代表歴
2003-2004  (スロバキア U-17) 6 (3)
2004-2005  スロバキア U-19 6 (1)
2005-2006  スロバキア U-21 2 (0)
2007-2022 スロバキア 136 (26)
1. 国内リーグ戦に限る。2022年7月3日現在。
(■テンプレート)((■ノート) ■解説■サッカー選手pj

SSCナポリでは12年にわたり在籍し、クラブの最多出場記録および最多得点記録を更新[1]。キャプテンを務めた模範的な人間性からもファンに愛され、ナポリの象徴[2]バンディエラと称された[3]

スロバキア代表では2007年2月のデビューから2022年11月に代表引退するまで、共に同国歴代最多となる136試合出場26得点を記録し、スロバキア代表初のFIFAワールドカップ2010)、UEFA欧州選手権2016)出場と、両大会でのベスト16進出に貢献した[4][5]

経歴

クラブ

バンスカー・ビストリツァで生まれ育ったが、地元の有名なクラブであるFKデュクラ・バンスカー・ビストリツァではなくユピエ・ポドラヴィツェという小さなクラブでサッカーを学んだ[6]。2002年にŠKスロヴァン・ブラチスラヴァの下部組織に移籍すると2004年に17歳でトップチームでデビューを果たし6試合で1得点を決めた。

同年、イタリアセリエAブレシア・カルチョへ移籍すると2005年3月のキエーヴォ・ヴェローナ戦でリーグ戦デビュー。これは17歳と237日の時の記録だった。ブレシアは2004-05シーズンに19位となったためセリエBに降格したが、ハムシークは出場機会が増し、2006-07シーズンには40試合で10得点を記録した。

2007年6月28日、SSCナポリへ移籍。5年契約で移籍金は550万ユーロ[6]。同年9月16日のUCサンプドリア戦で初得点を決めると2007-08シーズンにはエセキエル・ラベッシマルセロ・サラジェタといったFWがいるにも関わらずチーム最多得点の9点を叩き出し、2008年にはイタリア人以外で初めて若手サッカー選手賞を受賞した[7][8]

2016年1月6日トリノFC戦でセリエA300試合出場を達成。4月にナポリとの契約を4年間延長した[9]

2017年12月のサンプドリア戦でゴールを決めナポリでの通算得点を116とし、ディエゴ・マラドーナを凌ぎクラブ歴代最多得点者となった[10][11]。尚、このクラブ記録は2019-20シーズンにドリース・メルテンスが更新している。

2018-19シーズンのセリエA第5節トリノFC戦でセリエA400試合出場を達成した[12]。2018年11月6日のUEFAチャンピオンズリーグ第4節のパリ・サンジェルマンFC戦でナポリでの公式戦通算出場を512試合とし、(ジュゼッペ・ブルスコロッティ)(英語版)を抜きクラブ史上最多となった[2]

2019年2月14日、大連一方足球倶楽部へ移籍することが発表された[13][1]

2021年3月8日、IFKヨーテボリと契約した[14]

2021年6月29日、スュペル・リグトラブゾンスポルと正式契約を発表[15]

代表

スロバキア代表としてはU-17、U-19、U-21といった各年代の代表チームを経験した後、2007年2月7日のポーランドとの親善試合でデビュー。同年10月17日のサンマリノ戦で代表初得点を挙げた。

スロバキア代表に定着すると中盤の攻撃的なポジションを務め[6]2010 FIFAワールドカップでは無得点に終わったがチームのベスト16進出に貢献した。

2017年10月5日、2018 FIFAワールドカップ・予選スコットランド代表戦にて先発出場したことでA代表通算100試合出場を達成した[16]

2018年10月13日のUEFAネーションズリーグチェコ戦で代表通算108試合目の出場となり、ミロスラフ・カルハンを抜きスロバキア代表歴代最多となった[4]

2022年5月にスロバキア代表からの引退を宣言し、11月20日に行われたチリ代表との親善試合をもって代表を退いた[5]

プレースタイル・評価

テクニック、豊富な運動量、視野の広さ、得点力を兼ね備えた完成度の高いミッドフィールダー[7][8]

チェコ代表パベル・ネドベドはハムシークの実力を高く評価しており[17]、「私の現役時代と同じように彼には試合の重要な局面でゴールを決める決定力がある[17]」、「マレクには全てが揃っている。私よりも優れているし、今後も活躍できると確信している[18]」と評している。2013年2月4日付けのニュースでは[19]、ヨーロッパのリーグでアンドレス・イニエスタの持つMFでの得点+アシスト記録(1つのチームに在籍した総合成績)を追い抜きレコード記録を作り、ヨーロッパNo,1の称号を手にした。

人物

 
側頭部を刈り上げていなかった頃の髪型(2009年)
  • その風貌とは裏腹の常識人であり[3]、ピッチ内外での模範的な行動からナポリのファンに愛された[1][3]。ハムシーク自身もナポリへの愛をたびたび語っており、ACミランボルシア・ドルトムントへの移籍が近づいても最終的にはナポリへ残留した[20][21]。ハムシークの代理人は選手を頻繁に移籍させる方針をとっており剛腕として知られるミノ・ライオラであったが、ナポリへの残留を希望するハムシークと対立し代理人契約を解除した[22][23]
  • ロベルト・バッジョへ憧れていることを公言しており、ブレシアへの移籍もバッジョの影響だったと言われる[7]
  • トレードマークであるモヒカンヘアは10歳の頃から続けており、2010 FIFAワールドカップへの出場を決めた際にチームメイトとの約束で丸刈りとして以降は、側頭部も刈り上げた完全なモヒカンスタイルにもするようになった[24]。ハムシーク自身もこのヘアースタイルをトレードマークと考えており、サッカー選手として現役を続ける間は髪型を変えないと話している[21]

個人成績

クラブ

年度 クラブ リーグ リーグ カップ 欧州カップ 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
2004 ブラチスラヴァ ツォルゴン 6 1 0 0 - - 6 1
2004-05 ブレシア・カルチョ セリエA 1 0 0 0 - - 1 0
2005-06 セリエB 24 0 4 1 - - 28 1
2006-07 40 10 5 1 - - 45 11
2007-08 SSCナポリ セリエA 37 9 3 1 - - 40 10
2008-09 32 9 2 1 6 2 40 12
2009-10 37 12 2 0 - - 39 12
2010-11 37 11 2 0 10 2 49 13
2011-12 37 9 5 1 8 2 50 12
2012-13 38 11 2 0 4 0 44 11
2013-14 28 7 5 0 8 0 41 7
2014-15 35 7 5 1 14 5 54 13
2015-16 38 6 2 0 6 2 46 8
2016-17 38 12 3 1 8 2 49 15
2017-18 38 7 1 0 10 0 49 7
2018-19 13 0 0 0 6 1 19 1
2019 大連一方 中国超級 10 1 1 0 0 0 11 1
合計 489 111 40 7 80 16 609 134

代表

 
スロバキア代表で主将を務めるハムシーク(2010年)


スロバキア代表国際Aマッチ
出場得点
2007 9 2
2008 9 3
2009 11 3
2010 13 0
2011 9 0
2012 9 2
2013 8 1
2014 7 3
2015 8 3
2016 12 3
2017 8 1
2018 8 1
2019 9 3
2020 6 1
2021 9 0
2022 1 0
通算 136 26

代表での得点

# 開催日 開催地 対戦国 スコア 結果 大会
1. 2007年10月13日   (ドゥブニカ)   サンマリノ 1–0 7–0 UEFA EURO 2008予選
2. 2007年11月21日   セラヴァッレ 0–3 0–5
3. 2008年9月6日   ブラチスラバ   北アイルランド 2–0 2–1 2010 FIFAワールドカップ予選
4. 2008年11月19日   ジリナ   リヒテンシュタイン 1–0 4–0 親善試合
5. 2–0
6. 2009年2月10日   リマソール   ウクライナ 2–0 2–3
7. 2009年9月5日   ブラチスラバ   チェコ 2–1 2–2 2010 FIFAワールドカップ予選
8. 2009年11月14日   アメリカ合衆国 1–0 1–0 親善試合
9. 2012年8月15日   オーデンセ   デンマーク 1–2 1–3
10. 2012年10月12日   ブラチスラバ   ラトビア 1–0 2–1 2014 FIFAワールドカップ予選
11. 2013年9月10日   ジリナ   ボスニア・ヘルツェゴビナ 1–0 1–2
12. 2014年10月12日   ボリソフ   ベラルーシ 0–1 1–3 UEFA EURO 2016予選
13. 1–2
14. 2014年11月18日   ジリナ   フィンランド 2–0 2–1 親善試合
15. 2015年6月14日   北マケドニア 2–0 2–1 UEFA EURO 2016予選
16. 2015年10月12日   ルクセンブルク市   ルクセンブルク 0–1 2–4
17. 2–4
18. 2016年5月29日   アウクスブルク   ドイツ 1–1 1–3 親善試合
19. 2016年6月15日   リール   ロシア 0–2 1–2 UEFA EURO 2016
20. 2016年11月11日   トルナヴァ   リトアニア 4–0 4–0 2018 FIFAワールドカップ予選
21. 2017年6月10日   ヴィリニュス 0–2 1–2
22. 2018年10月13日   トルナヴァ   チェコ 1–1 1–2 UEFAネーションズリーグ2018-19
23. 2019年6月11日   バクー   アゼルバイジャン 1–3 1–5 UEFA EURO 2020予選
24. 1–4
25. 2019年11月19日   トルナヴァ 2–0 2–0
26. 2020年10月14日   イスラエル 1–0 2–3 UEFAネーションズリーグ2020-21

獲得タイトル

クラブ

SSCナポリ

個人

脚注

  1. ^ a b c “ナポリも発表、主将ハムシクの中国移籍が合意…クラブ史上最多520戦出場”. サッカーキング. (2019年2月15日). https://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20190215/907208.html 2019年6月11日閲覧。 
  2. ^ a b “ナポリの“象徴”、クラブ史上最多の公式戦出場プレイヤーに! 11年在籍で512試合”. フットボールチャンネル. (2018年11月17日). https://www.footballchannel.jp/2018/11/07/post296063/ 2019年6月11日閲覧。 
  3. ^ a b c “モヒカン頭なのに常識人の若頭。ハムシクと武闘派ナポリ、結束せよ。”. Number. (2017年9月22日). https://number.bunshun.jp/articles/-/828898 2019年6月11日閲覧。 
  4. ^ a b “ハムシクがスロバキア代表史上最多108キャップを記録”. 超ワールドサッカー. (2018年10月14日). https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=330967 2019年6月11日閲覧。 
  5. ^ a b “ハムシクがスロバキア代表で涙のラストマッチ…「どうしても堪えることができなかった」”. 超ワールドサッカー (2022年11月21日). 2023年4月26日閲覧。
  6. ^ a b c “Marek Hamsik”. Goal.com. http://www.goal.com/jp/people/slovakia/9282/marek-hamsik/profile 2011年4月10日閲覧。 
  7. ^ a b c “マレク・ハムシーク”. コリサカ. 2019年6月11日閲覧。
  8. ^ a b “マレク・ハムシク”. ゲキサカ. 2019年6月11日閲覧。
  9. ^ “Marek Hamsik signs new four-year deal to stay with Napoli”. ESPN Soccernet. (2016年8月6日). http://www.espnfc.com/napoli/story/2924626/marek-hamsik-signs-new-four-year-deal-to-stay-with-napoli 2016年8月7日閲覧。 
  10. ^ “Marek Hamsik passes Diego Maradona to become Napoli's all-time top goalscorer”. Goal.com. (2017年12月23日). https://www.goal.com/en/news/marek-hamsik-passes-diego-maradona-to-become-napolis-all/o923gxf38lxg1bxt47vab3s0y 2017年12月23日閲覧。 
  11. ^ “Marek Hamsik breaks Diego Maradona's Napoli scoring record”. ESPN FC (2017年12月23日). 2017年12月23日閲覧。
  12. ^ 「インシーニェの2Gにヴェルディ移籍後初ゴールのナポリがトリノに完勝!ハムシクセリエA400試合目を勝利で飾る」『超ワールドサッカー』、2018年9月23日。2018年9月23日閲覧。
  13. ^ “Accordo raggiunto per il passaggio di Hamsik al Dalian” (イタリア語). SSC Napoli Sito ufficiale. (https://www.sscnapoli.it/static/news/Accordo-raggiunto-per-il-passaggio-di-Hamsik-al-Dalian-16955.aspx) 
  14. ^ “マレク・ハムシーク、新天地はスウェーデン”. キッカー日本語版 (2021年3月8日). 2021年3月9日閲覧。
  15. ^ “ハムシクがトラブゾンスポルと正式契約!背番号は17を着用【超ワールドサッカー】”. 超ワールドサッカー. 2021年6月29日閲覧。
  16. ^ “Scotland 1–0 Slovakia: World Cup 2018 qualifier – as it happened”. The Guardian. (2017年10月5日). https://www.theguardian.com/football/live/2017/oct/05/scotland-v-slovakia-world-cup-2018-qualifier-live?page=with:block-59d683cce4b00593b4d67054 2022年8月28日閲覧。 
  17. ^ a b “ネドヴェド氏、ハムシク獲得を推薦?”. Goal.com. (2010年10月26日). http://www.goal.com/jp/news/1867/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2/2010/10/26/2183668/%E3%83%8D%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%89%E6%B0%8F%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%82%AF%E7%8D%B2%E5%BE%97%E3%82%92%E6%8E%A8%E8%96%A6 2011年4月10日閲覧。 
  18. ^ “ネドヴェド氏:「ハムシクは私より優れている」”. Goal.com. (2010年11月16日). http://www.goal.com/jp/news/1867/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2/2010/11/16/2216418/%E3%83%8D%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%89%E6%B0%8F%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%82%AF%E3%81%AF%E7%A7%81%E3%82%88%E3%82%8A%E5%84%AA%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B 2011年4月10日閲覧。 
  19. ^ “ヨーロッパNo.1MF”. http://www.napolimagazine.com.cn/?action=read&idnotizia=170159 
  20. ^ “ナポリ愛を貫くハムシク、過去に心が揺らいだクラブがあった それは……”. the WORLD. (2017年7月31日). https://www.theworldmagazine.jp/20170731/01world/italy/174025 2019年6月11日閲覧。 
  21. ^ a b “ナポリのハムシク、16年にドルトムント移籍に迫っていた…「交渉は事実」”. サッカーキング. (2018年11月30日). https://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20181130/870234.html 2019年6月11日閲覧。 
  22. ^ “サッカー界で最もスキャンダラスな代理人、ミノ・ライオラとは何者か。生い立ち、過去のビッグディールを解説【TRIBE SCOUT】”. Football Tribe. (2017年6月20日). https://football-tribe.com/japan/2017/06/20/1412/3/ 2019年6月11日閲覧。 
  23. ^ 片野道郎 (2018年1月11日). “ミーノ・ライオラ。メンデスの”領土”を切り崩した移籍市場の主役”. footballista. https://www.footballista.jp/column/41246 2019年6月11日閲覧。 
  24. ^ “ハムシクの「ツンツン・モヒカン」の秘密。小学生から好み、恋人に整髪料を薦められる”. サッカーダイジェスト. (2019年1月17日). https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=52921 2019年6月11日閲覧。 
  25. ^ ハムシクが2年連続でスロバキア最優秀選手賞を受賞ワールドサッカーキング 2011年3月30日
  26. ^ ナポリMFハムシクがスロバキア年間最優秀選手に…2年連続4度目soccerking 2015年3月31日

外部リンク

  • マレク・ハムシーク - National-Football-Teams.com (英語) 
  • マレク・ハムシーク - Soccerway.com (英語) 
  • マレク・ハムシーク - FootballDatabase.eu (英語) 
  • マレク・ハムシーク - WorldFootball.net (英語) 
  • マレク・ハムシーク - Transfermarkt.comによる選手データ (英語) 
  • - FIFA主催大会成績 (英語) 
  • マレク・ハムシーク - UEFA (英語) 
  • マレク・ハムシーク - レキップ (フランス語) 
  • マレク・ハムシーク - TheFinalBall.com (英語) 
  • マレク・ハムシーク - Fussballdaten.de (ドイツ語) 
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