概要
『愛という名のもとに』で一躍脚光を浴びた唐沢寿明を主人公に、4人の男女の恋愛模様を描いた。唐沢が連続ドラマにおいては初めて主役を務めた作品である[1]。このドラマから清水美砂、福山雅治が人気をあげ、活躍の場を広げたほか、稲垣潤一の主題歌も大ヒットした。また、連続ドラマ放送の翌1993年秋には続編のスペシャル版も放送された。
あらすじ
文具会社に勤める森田圭介（唐沢寿明）は同棲している水野うらん（浦江アキコ）との生活に行き詰まりを感じ、また自らの仕事にも疑問を感じて、自分の夢である映画の製作会社への転職を決意する。そんな折、通勤途中の駅で見かけた一人の女性・竹永幸子（清水美砂）に想いを寄せるようになる。幸子も同棲している滝本周二（福山雅治）の仕事がうまくいかず、荒れた生活を送る周二との間で、自分の心を傷つけていた。そんな二人は自然に惹かれあい結婚するが、圭介を諦めきれないうらんと、やはり幸子を忘れられない周二との4人の男女の心の葛藤が展開される。
キャスト
- 森田圭介：唐沢寿明
- 文具会社の経理部勤務。うらんとは2年前から同居、そろそろ結婚のことを考えていた時に幸子と出会う。第9話で幸子と夫婦になる。
- 竹永幸子→森田幸子[2]：清水美砂
- 弁護士事務所の秘書。周二とは3年前から同居、周二のことは好きだけど結婚は…と思い始めた時に圭介と出会う。第9話で圭介と夫婦になる。
- 滝本周二：福山雅治
- スタジオ・ミュージシャン（ギタリスト）。いつかビッグになることを夢見てそう言いながら、ほとんど仕事は無く幸子に養ってもらっていた。ふとしたことからうらんと出会う。
- 水野うらん：浦江アキコ
- 古川茂雄：筧利夫
- ビデオ・CDレンタル店を経営。サラリーマンを軽蔑しているところはあったが、仕事のうまさのある圭介に取り入る。
- 村口順子：墨田ユキ
- 元トップモデルで、茂雄の愛人。その後もたまにモデルの仕事をしている。純粋に茂雄を愛してはいるが、愛人であることに疑問は無く、特に結婚も望んでいない。
- 森田恵美：ちはる
- 圭介の妹で、銀行のOL。資金力に惹かれて茂雄と付き合い始める。その後本当に好きになるが、茂雄には愛人がいることを知って悲しい恋になる。
- 奥野正：榊原利彦
- 森田八千代：内田あかり
- 圭介の母。愛人が居る夫との仲は冷えきっており、寂しい日々を送っている。時々帰って来る圭介には優しいが、 同棲のことは知らない。
- 森田幸介：宝田明
- 圭介の父で、銀行の副頭取。仕事だと理由を付けては愛人の所へ行き、自宅に帰らない日が多いため、圭介に嫌われている。
（出典：[1]）
テーマ曲
主題歌
- 「クリスマスキャロルの頃には」稲垣潤一 （本人もゲスト出演）
挿入歌
スタッフ
放送日程
- 連続ドラマ
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 演出 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 1992年10月16日 | 出会ってしまった | 遠藤環 |
| 第2回 | 1992年10月23日 | 誘ってしまった | |
| 第3回 | 1992年10月30日 | 同じ夢を見たい | 金子与志一 |
| 第4回 | 1992年11月6日 | 夢…みたいなもの | |
| 第5回 | 1992年11月13日 | 別れられない予感 | 戸髙正啓 |
| 第6回 | 1992年11月20日 | 君を愛してる | |
| 第7回 | 1992年11月27日 | もう離れられない | 遠藤環 |
| 第8回 | 1992年12月4日 | 悲しくなんか… | 金子与志一 |
| 第9回 | 1992年12月11日 | 結ばれたのに… | |
| 第10回 | 1992年12月18日 | 倖せになりたい | 戸髙正啓 |
| 最終回 | 1992年12月25日 | Xマスに出た答え | 遠藤環 |
- スペシャル
| 放送日 | 演出 |
|---|---|
| 1993年10月1日 | 遠藤環・金子与志一 |
脚注
外部リンク
- 「ホームワーク」シリーズ - Paravi
| TBS系 金曜21時枠連続ドラマ | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
天使のように生きてみたい （1992.7.3 - 1992.9.25） | ホームワーク （1992.10.16 - 1992.12.25） | 愛するということ （1993.1.8 - 1993.3.19） |