ホワッツ・ニュー (ビル・エヴァンスのアルバム)

『ホワッツ・ニュー』(What's New) は、ジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンスが、フルート奏者ジェレミー・スタイグをフィーチャーして1969年にヴァーヴ・レコードからリリースしたアルバム^[1][2][3]。

『ホワッツ・ニュー』
ビル・エヴァンス・ウィズ・ジェレミー・スタイグ の スタジオ・アルバム
リリース	1969年
録音	1969年1月30日、2月3日、5日、3月11日 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク (ウェブスター・ホール)（英語版）
ジャンル	ジャズ
時間	44分22秒
レーベル	ヴァーヴ・レコードV6-8777
プロデュース	(ヘレン・キーン)（英語版）
ビル・エヴァンス アルバム 年表
Bill Evans at the Montreux Jazz Festival （1968年） What's New （1969年） Bill Evans Alone （1970年）
ジェレミー・スタイグ 年表
Jeremy & The Satyrs' （1968年） What's New （1969年） This Is Jeremy Steig （1969年）
(テンプレートを表示)

評価

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典	評価
Allmusic	^[4]
ヴィレッジ・ヴォイス	B^[5]

オールミュージック (Allmusic) のスコット・ヤナウは、「本作は、ゲストとしてフルート奏者ジェレミー・スタイグを加えたカルテット編成によるもので、スタイグの演奏はハービー・マンがエヴェンスと共作した1960年代はじめの（『』における）録音を彷彿とさせる。この二人のフルート奏者は、いずれもポップやロックの影響を常にオープンに受け取ってきたが、いずれもエヴァンスとの共演となると、出来上がる音楽は、ほとんどピアニスト（であるエヴァンス）の領分のものとなっている^[4]。

トラックリスト

#	タイトル	作詞・作曲	時間
1.	「(ストレート・ノー・チェイサー) / Straight, No Chaser」	セロニアス・モンク	5:40
2.	「(ラヴァー・マン) / Lover Man」	(ジミー・デイヴィス)（英語版）、ジェームズ・シャーマン 、(ラム・ラミレス)（英語版）	6:19
3.	「ホワッツ・ニュー? / What's New?」	(ボブ・ハガート)（英語版）、(ジョニー・バーク)（英語版）	4:50
4.	「枯葉 / Autumn Leaves」	ジョゼフ・コズマ、ジャック・プレヴェール、ジョニー・マーサー	6:12
5.	「タイム・アウト・フォー・クリス / Time Out for Chris」	ビル・エヴァンス	7:17
6.	「スパルタカス 愛のテーマ / Spartacus Love Theme」	アレックス・ノース	4:58
7.	「(ソー・ホワット) / So What」	マイルス・デイヴィス	9:06

パーソネル

• ビル・エヴァンス - ピアノ
• ジェレミー・スタイグ - フルート
• エディ・ゴメス - ベース
• (マーティー・モレル)（英語版） - ドラムス

脚注

1. ^ Bill Evans catalog, accessed April 18, 2018
2. ^ Jeremy Steig discography, accessed April 17, 2018
3. ^ Eddie Gómez discography, accessed April 20, 2018
4. ^ ^{a b} Yanow, Scott. What's New – Review - オールミュージック. 2018年4月18日閲覧。
5. ^ Christgau, Robert (1969年8月14日). “Consumer Guide (1)”. The Village Voice. https://www.robertchristgau.com/xg/bk-aow/cg1.php 2017年11月5日閲覧。