ホオジロカンムリヅル(頬白冠鶴、Balearica regulorum)は、鳥綱ツル目ツル科カンムリヅル属に分類される鳥。ウガンダ共和国の国鳥であることから、ウガンダの国旗に使用されている。
ホオジロカンムリヅル |
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ホオジロカンムリヅル Balearica regulorum コペンハーゲン動物園 |
保全状況評価[1] |
ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) * ワシントン条約附属書II |
分類 |
学名 |
Balearica regulorum (Bennett, 1834) |
和名 |
ホオジロカンムリヅル |
英名 |
Grey crowned crane |
分布
アフリカ大陸南部
形態
全長100cm。額の部分にビロード状の密生した羽毛、頭頂に麦わらを束ねたような冠羽(和名に含まれる「カンムリ」、英名に含まれる「crowned」の由来)を持つ。頚部の羽毛は明るい灰色で、英名に含まれる「grey」の由来になっている。
和名の通り、頬の部分は白い。しかし繁殖期になるとこの白い部分も赤く染まる。
カンムルヅル属の別種カンムリヅルとは、あまり形態に差が無いことから亜種とする説もある。
Sibley-Ahlquist鳥類分類
本属は従来の分類とSibley-Ahlquist鳥類分類において分類上の位置に変化はない。
生態
脚注
参考文献
- 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、93項
関連項目
外部リンク
- CITES homepage
- ワシントン条約記載種、タクサリスト