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プロクター・アンド・ギャンブル(英:The Procter & Gamble Company)は、アメリカ合衆国オハイオ州に本拠を置く世界最大の一般消費財メーカーである。略称はP&G(ピーアンドジー)。日本でもを展開している。
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プロクター・アンド・ギャンブルビル(本社、アメリカ・シンシナティ市) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | ニューヨーク証券取引所(NYSE: PG) |
略称 | P&G |
本社所在地 | アメリカ合衆国 オハイオ州シンシナティ市 |
業種 | (化学) |
事業内容 | 家庭用製品、化粧品、工業用製品の製造、販売 |
代表者 | Jon R. Moeller(プレジデント兼チーフ・エグゼクティブ・オフィサー) Scott Cook(ディレクター) |
売上高 | 143.1億ドル(2021年)[1] |
純利益 | 143.1億ドル(2021年)[1] |
従業員数 | 101,000人(2020年) |
関係する人物 | (A.G. ラフリー)(前CEO) |
外部リンク | 公式サイト(英語) |
概要
1837年にローソク業者のウィリアム・プロクターと石鹸業者のジェームス・ギャンブルの共同出資[注釈 1]により設立された。洗剤や化粧品などの一般消費財を製造販売する企業で、世界最大の一般消費財メーカーである。ホームケア製品、紙製品(パンパース)、化粧品(マックスファクター)、ヘアケア製品(ヴィダルサスーン、パンテーン、、ハーバルエッセンス)、ヘルスケア製品(歯磨剤 Crest)など多数の事業を保有し、世界180カ国以上で事業展開している。世界でも収益性の非常に優れた企業として知られている。マーケティングに極めて力を入れる企業として知られ、社内でのブランド・マネジャー相互の競争はきわめて激しいという。ビジネス誌フォーチュンにて、「社員の能力」が業種を超えて世界ランキング第1位に選ばれており、人材輩出企業としても評価が高い。P&Gのブランド戦略は、MBAのケーススタディの題材としてもよく取り上げられる。
日本法人本社は神戸市にある。日本市場での展開は、世界各国のP&G系列商品を全てP&G日本法人で取り扱っているわけではなく、商品の種類、ブランドによっては別会社がディーラーとなっている場合もある。
買収した企業
- (リチャードソン・ヴィックス)(英: Richardson-Vicks)社(医薬品・日本では日本ヴィックスとして営業していた) - 1985年買収
- マックスファクター社(化粧品・現在同社の化粧品事業と一部家庭用品事業を担う) - 1991年買収
- (クレイロール)(英: Clairol)(米医薬品大手ブリストルマイヤーズ・スクイブの化粧品事業。但し、シーブリーズは資生堂に売却された)
- (アイムスカンパニー)(英: Iams)(ペットフード・日本ではアイムスジャパンとして営業していた) - 1999年買収
- ウエラ(ヘアケア用品・日本法人はウエラジャパンとして営業していた) - 2003年買収
- ジレット社(替刃式剃刀のジレット、電気製品のブラウン、乾電池のデュラセル) - 2005年買収
売却した事業
日本市場における事業売却は(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン#歴史)を参照。
関連項目
- ダウニー (柔軟剤)
- タンパックス (タンポン) - en:Tampax
脚注
注釈
- ^ ウィリアムとジェームスの妻同士が姉妹の関係にあったのが、事業を始めるきっかけとなった。
出典
外部リンク
- 公式ウェブサイト(英語)
- P&Gジャパン合同会社(日本における子会社)(日本語)