用途
アメリカ合衆国のデュポンが開発した除草剤。日本では1965年4月30日に農薬登録を受け、果樹園や非農耕地のツユクサやハコベ、スギナ、ヨモギなどに使用される。商品名には「ウィードコロン」「ハイバーX」「ボロシル」がある。
安全性
半数致死量(LD50)はラットへの経口投与で691mg/kg、ラットへの経皮投与で2,000mg/kg以上[1]。発癌の恐れがある[1]。不燃性だが、210℃以上で分解し、臭化水素や窒素酸化物を含む有毒ガスを生じる[2]。水生生物に対し強い毒性を持ち[2]、半数致死濃度(LC50)は魚類で36mg/l、ミジンコで119mg/l、藻類で0.013mg/l。サルモネラ菌やショウジョウバエで変異原性が見られた[3]。
脚注
外部リンク
- 国際化学物質安全性カード ブロマシル (ICSC:1448) 日本語版(国立医薬品食品衛生研究所による), 英語版