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フランシスコ・ペーニャ

フランシスコ・アントニオ・ペーニャFrancisco Antonio Peña, 1989年10月12日 - )は、ドミニカ共和国サンティアゴ州サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス出身のプロ野球選手捕手)。右投右打。CPBL中信兄弟所属。父親は元プロ野球選手のトニー・ペーニャ、実兄は元プロ野球選手のトニー・ペーニャ・ジュニア

フランシスコ・ペーニャ(福來喜)
Francisco Peña
中信兄弟 #4
セントルイス・カージナルス時代
(2018年9月11日)
基本情報
国籍 ドミニカ共和国
出身地 サンティアゴ州サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス
生年月日 (1989-10-12) 1989年10月12日(33歳)
身長
体重
188 cm
104 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2007年 アマチュアFA
初出場 MLB / 2014年5月20日
CPBL / 2022年4月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ドミニカ共和国
WBC 2013年

経歴

プロ入りとメッツ傘下時代

2007年ニューヨーク・メッツと契約してプロ入り。A級サバンナ・サンドナッツでプロデビュー。103試合に出場して打率.210、5本塁打、30打点、1盗塁を記録した。

2008年はA級サバンナでプレーし、105試合に出場して打率.264、6本塁打、41打点を記録した。

2009年はA+級セントルーシー・メッツで100試合に出場して打率.224、8本塁打、44打点を記録した。

2010年はまずルーキー級ガルフ・コーストリーグ・メッツでプレーし、10試合に出場。8月下旬からはA+級セントルーシーで10試合に出場した。

2011年はA+級セントルーシーでプレーし、95試合に出場して打率.223、5本塁打、37打点、3盗塁を記録した。

2012年はまずA+級セントルーシーでプレーし、41試合に出場して打率.254、4本塁打、22打点を記録した。6月にAA級ビンガムトン・メッツへ昇格。40試合に出場して打率.198、3本塁打、17打点、1盗塁を記録した。

2013年は開幕前の3月に開催された第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ドミニカ共和国代表に選出された[1]。同大会ではカルロス・サンタナのバックアップとして2試合に出場し、2打数1安打1打点だった。

シーズンではまずAA級ビンガムトンで21試合に出場し、5月にAAA級ラスベガス・フィフティワンズへ昇格。68試合に出場して打率.257、9本塁打、39打点、1盗塁を記録した。オフに(フリーエージェント(FA))となった。

ロイヤルズ時代

2013年11月17日にカンザスシティ・ロイヤルズと契約し、(40人枠)入りを果たした[2]

2014年3月14日に傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズへ配属され、そのまま開幕を迎えた。開幕後はAAA級オマハで30試合に出場。5月20日に正捕手のサルバドール・ペレスが右手の負傷で数試合離脱することとなり、代役としてメジャーへ昇格した[3]。同日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。9回表に捕手の守備に就き、打席に立つことはなかった[4]

2015年は少しだけ出番を増やし、8試合に出場してメジャー初安打を放った。打率は.143だった。12月2日に(DFA)となった。

オリオールズ時代

 
ボルチモア・オリオールズ時代
(2016年6月2日)

2015年12月2日に金銭(トレード)で、ボルチモア・オリオールズへ移籍した[5]

2016年は更に出番を増やし、14試合でプレーした。打率は.200ながら、メジャー初本塁打(1本のみ)を放った。守備ではデビューから3年連続無失策を継続した。

2017年2月10日にガブリエル・イノアの加入に伴ってDFAとなった[6]後、15日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ配属された。シーズン開幕後はAAA級ノーフォークでプレーしていたが、5月2日にウェリントン・カスティーヨの(故障者リスト)入りに伴ってメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。だが、5月17日に再びDFA、23日に40人枠を外れる形でAAA級ノーフォークへ配属された。5月31日に再びカスティーヨが故障者リスト入りしたため、メジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。6月10日にカスティーヨの故障者リストからの復帰に伴って三たびDFA、13日に40人枠を外れる形でAAA級ノーフォークへ配属された。レギュラーシーズン終了後の10月2日にFAとなった[7]

カージナルス時代

2017年12月8日にセントルイス・カージナルスとマイナー契約を結び、2018年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。

2018年3月28日にメジャー契約を結んで開幕25人枠入りした。この年は58試合に出場して打率.203、2本塁打、8打点、1盗塁を記録した。オフにFAとなった後、2019年1月6日にマイナー契約で再契約を結んだ[7]

ジャイアンツ傘下時代

2019年5月2日に金銭トレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[8]。メジャー昇格の機会はなかったが、AAA級サクラメント・リバーキャッツで68試合に出場して、打率.287、16本塁打、46打点の成績を残し、チームのパシフィックコーストリーグ優勝及び、AAA級の優勝決定戦であるAAAベースボールナショナルチャンピオンシップの優勝に貢献した。オフの11月4日に自由契約となった[7]

レッズ傘下時代

2019年12月10日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大によりマイナーリーグの開催が中止となったため、公式戦に出場することはなかった。オフの11月2日にFAとなった[7]

アスレチックス傘下時代

2020年12月9日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、2021年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]

2021年はAAA級ラスベガス・アビエイターズで105試合に出場し、打率.250、23本塁打、81打点の成績を残した[7]。オフの11月7日にFAとなった[7]

中信兄弟時代

2022年1月12日台湾プロ野球中信兄弟と契約した[9]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2014 KC 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- .--- .--- .---
2015 8 7 7 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 3 1 .143 .143 .143 .286
2016 BAL 14 43 40 5 8 0 0 1 11 3 0 0 1 0 2 0 0 14 2 .200 .238 .275 .513
2017 5 10 10 3 5 0 0 2 11 2 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .500 .500 1.100 1.600
2018 STL 58 142 133 10 27 3 0 2 36 8 1 0 0 2 6 3 1 43 5 .203 .239 .271 .510
2022 中信 71 274 259 24 66 7 0 5 88 28 1 0 0 1 10 2 4 33 8 .255 .292 .340 .632
MLB:5年 86 202 190 18 41 3 0 5 59 13 1 0 1 2 8 3 1 63 8 .216 .249 .311 .559
CPBL:1年 71 274 259 24 66 7 0 5 88 28 1 0 0 1 10 2 4 33 8 .255 .292 .340 .632
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績



捕手(C) 一塁(1B)
































2014 KC 1 0 1 0 0 1.000 0 0 1 1.000 -
2015 8 12 0 0 0 1.000 0 0 0 .--- -
2016 BAL 14 76 5 0 1 1.000 1 4 4 .500 -
2017 5 16 1 1 0 .944 0 2 0 .000 -
2018 STL 56 296 11 1 0 .997 2 14 1 .067 2 1 0 0 0 1.000
MLB 84 400 18 2 1 .995 3 20 6 .231 2 1 0 0 0 1.000
  • 2018年度シーズン終了時

背番号

  • 26(2014年 - 2015年)
  • 27(2016年 - 2017年)
  • 46(2018年)
  • 4(2022年 - )

代表歴

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 2013 Tournament Roster[] The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月7日閲覧 []
  2. ^ "Royals sign free agent catcher Francisco Pena to Major League deal" (Press release). MLB.com (Kansas City Royals). 17 November 2013. 2015年12月3日閲覧
  3. ^ Dick Kaegel (2014年3月20日). “Royals add catching depth, call up Pena” (英語). MLB.com. 2015年12月3日閲覧。
  4. ^ “Scores for May 20, 2014” (英語). ESPN (2014年3月20日). 2015年12月3日閲覧。
  5. ^ William Boor (2015年12月2日). “Orioles acquire catcher Pena from Royals” (英語). MLB.com. 2015年12月3日閲覧。
  6. ^ Brittany Ghiroli (2017年2月10日). “O's acquire righty Ynoa from Mets for cash”. MLB.com. 2017年2月12日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h MLB公式プロフィール参照。2022年3月27日閲覧。
  8. ^ https://twitter.com/SFGiants/status/1124011150943903750
  9. ^ https://sports.ettoday.net/news/2167700

関連項目

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Francisco Pena stats MiLB.com (英語)
  • 選手の各国通算成績 CPBL
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