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フデリンドウ(筆竜胆、学名:Gentiana zollingeri )は、リンドウ科リンドウ属に分類される越年草の1種。
特徴
高さは5~10cmくらいになる。葉は対生し、形は広卵形で全縁、質はやや厚め。 ハルリンドウにはある根生葉はない。花期は4~5月で、漏斗状の青紫色の花を、茎の上部に1~10数個、上向きにつける。花は日があたっている時だけ開き、曇天、雨天時は、筆先の形をした蕾状態になって閉じている。
花の細部
分布と生育環境
日本では北海道、本州、四国、九州に、日本国外では朝鮮半島、中国、カラフトに分布し、山地の林内や日当たりの良いやや乾いた草原に自生する。
近縁種
- ハルリンドウ(春竜胆、学名:Gentiana thunbergii )
- タテヤマリンドウ(立山竜胆、学名:Gentiana thunbergii var. minor )
- (コケリンドウ)(苔竜胆、学名:Gentiana squarrosa )
- ミヤマリンドウ(深山竜胆、学名:Gentiana nipponica )
外部リンク
- フデリンドウの標本(島根県隠岐島後 で1976年5月11日に採集) (千葉大学附属図書館)
- “日本のレッドデータ検索システム・フデリンドウ”. エンビジョン環境保全事務局. 2014年5月21日閲覧。
- Gentiana zollingeri Fawc. (The Plant List)(英語)