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バウンス ko GALS

バウンス ko GALS』(バウンス コギャル、英語: Bounce ko GALS[2])は、 原田眞人が監督した1997年日本映画[3]

バウンス ko GALS
監督 原田眞人
脚本 原田眞人
製作 鈴木正勝
出演者 役所広司
佐藤康恵
佐藤仁美
岡元夕紀子
音楽 川崎真弘
撮影 阪本善尚
編集 阿部浩英
制作会社 ホリプロ
製作会社 パナソニックデジタルコンテンツ
テイチク
テレビ東京
ホリプロ
シネマジャパネスク
配給 松竹 / 松竹富士
公開 1997年10月18日[1]
上映時間 109分
製作国 日本
言語 日本語
(テンプレートを表示)

あらすじ

金曜の午後の東京・渋谷、コギャルのマル(矢沢心)は援助交際を装ったヤクザの大島(役所広司)に、売春営業の邪魔になるとホテルで脅され、身分証や携帯電話を巻き上げられてしまった。マルに泣きつかれたコギャルのリーダー的存在であるジョンコ(佐藤仁美)は、大島のもとに出向くと、彼の求めに応じて援助交際とそれに群がる社会との相関図を解説する。そしてジョンコは、大島と協定を結ぶことでマルの持ち物を返してもらった。その協定とは、大島とある種の信頼関係を結び、また金だけ奪って逃げるような荒仕事を控えるというものである。同じ金曜の午後、家を出て単身アメリカ留学を夢見る帰国子女のリサ(岡元夕紀子)は、出発を明日に控え、資金作りのために渋谷に立ち寄っていた。ところが、ブルセラショップのサキ(桃井かおり)に紹介されて出向いたビデオ出演のバイトはイカサマで、加えて1年かけて貯めた現金30万円も奪い取られてしまう。リサにまとわりついていたスカウトのサップ(村上淳)のおかげで現場から逃げられはしたが、このままではアメリカに発つことはできない。そのバイトに居合わせてリサの事情を知ったラクちゃん(佐藤康恵)は、明日の出発時間までにアメリカでの必要な資金を稼ごうと、ジョンコに協力を求めた。リサの生き方が新鮮に映ったジョンコは、大島との協定違反を覚悟で、荒稼ぎをしていく。

キャスト

スタッフ

受賞とノミネート

  • (第40回ブルーリボン賞)
    • 作品賞[3]
    • 監督賞 原田眞人[3]
    • 新人賞 佐藤仁美[4]
      • なお、役所広司は第40回ブルーリボン賞で主演男優賞を受賞しているが、対象とされたのは『うなぎ』および『(失楽園)』、『CURE』であり、本作は入っていない[5][6]
  • 第22回報知映画賞
    • 監督賞 原田眞人[7]
    • 主演男優賞 役所広司 - 対象作品は、本作のほか『うなぎ』と『(失楽園)』[5]

脚注

  1. ^ 25日とする資料もある。
  2. ^ AllMovie の表記による。IMdb では、Baunsu ko gaurusu となっている。
  3. ^ a b c デジタル大辞泉プラス『(バウンス ko GALS)』 - コトバンク
  4. ^ 尾崎由美 (2009年3月7日). “(TVフェイス)俳優・佐藤仁美さん オーバーに、テンポよく”. 朝日新聞・朝刊: p. 27  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  5. ^ a b “受賞歴” (PDF). 役所広司. 2015年9月3日閲覧。
  6. ^ “ブルーリボン賞 1997年・第40回”. allcinema. 2015年9月3日閲覧。
  7. ^ “報知映画賞 歴代受賞一覧”. スポーツ報知. 2015年9月3日閲覧。

外部リンク

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