ハゴロモジャスミン(羽衣素馨、英:Pink Jasmine、Jasminum polyanthum)は、モクセイ科ソケイ属(素馨属 Jasminum)の植物の一種。蔓性常緑性の灌木。
生息地
文化・利用
アメリカやヨーロッパで観葉植物として育てられている。気候条件が良い庭で生長する。 花が美しく、かつ早く、簡単に育つため好まれる。生垣として壁やフェンスなどをカバーするために使用する。
ジャスミンティーにも使える。
帰化植物
オーストラリアとニュージーランドに帰化し、外来種となっている。幹材の小さな部分からも成長することができ、急速に生育範囲を広げている。茎やランナーを伸ばすことにより繁茂していくが、幹や枝を切り、切断面に除草剤を印加することによって制御することができる。
特徴
花は直径約2 cmで香りがよい、五芒星のような薄いピンクや白い花を咲かす。晩冬から早春にかけて赤やピンク色の花のつぼみを豊富に生成する。上面は暗緑色、下面は明るい緑色になっている5〜7の複葉の葉を持っている。高さ6 mまで生長する。害虫や病気などの問題に強く、伝播するのは容易である。
関連項目
注釈・出典
参考文献
- 鈴木基夫 横井政人 監修 『園芸植物』 山と渓谷社 山溪カラー名鑑 1998年4月1日第1刷発行 312,313頁 (ISBN 4635090280)
外部リンク
- 季節の花 300
- 植物園へようこそ!
- 花と緑の図鑑&庭づくり-Garden Vision