「ノンフィクション エクスタシー」は、日本の歌手中森明菜の楽曲。この楽曲は彼女のカセットテープ限定シングルとして、1986年11月10日にワーナー・パイオニアよりリリースされた (CT: LKC-2008)。
背景
「ノンフィクション エクスタシー」は、1986年11月10日に中森にとって唯一となるシングルカセット (LKC-2008)限定で発売された楽曲である[3][2]。プロモーション盤(非売品見本盤)は、(シングル・レコード) ((EP): LS-1056)であった[3][4]。この楽曲は、シンガー・ソングライターのさかたかずこ(現: 坂田和子)が楽曲提供し、椎名和夫によって編曲された[3][5]。本作の収録内容のうち表面 (SIDE 1)の2曲目には、「ノンフィクション エクスタシー」のカラオケが収録され、裏面 (SIDE 2)は、1986年9月にリリースされた16枚目のシングル「Fin」と同曲B面の「危ないMON AMOUR」のカラオケが収録された[5][6][3]。「ノンフィクション エクスタシー」は後に、1988年12月発売のベスト・アルバム『BEST II』の1曲目として収録された[7][5]。2012年4月5日には、moraにてデジタル・ダウンロードで「ノンフィクション エクスタシー」がリリースされた他、iTunesでも音楽配信された[8][1]。現時点でこの収録構成での再発売はされていない。
チャート成績
この楽曲は、1986年11月24日付のオリコン週間アルバムチャートのカセットチャートで、初登場・最高順位ともに1位を記録した[2][9]。同チャートの100位以内においては、計14週に渡ってランクインしている[9]。オリコンでは1986年4月7日付からシングルレコード盤にシングルカセットを加算するようになったが、本作はレコード盤での発売がなかったため、オリコンチャートの当時の規定により、シングルチャートではなくアルバムのカセットチャートにランクインされた[4]。
収録曲
規格
- 2014年6月18日 - 12cmCD, (Singles Box 1982-1991)の一枚として (ジャケットはプロモ盤を踏襲している)
収録アルバム
ノンフィクション エクスタシー
参照
- ^ a b “iTunes - ミュージック - 中森明菜「ノンフィクション エクスタシー(オリジナル・シングル・ジャケット)」”. Apple. 2012年8月2日閲覧。
- ^ a b c (1993年11月10日) 中森明菜『AKINA』のアルバム・ノーツ [4×12cmCD]. ワーナーミュージック・ジャパン (WPCL-770〜3).
- ^ a b c d 堤昌司 (2009年6月10日). 中森明菜『コンプリート・シングル・コレクションズ〜ファースト・テン・イヤーズ<ライノ・プレミアム・エディション>』のアルバム・ノーツ, p. 22 [4×12cmCD]. ワーナーミュージック・ジャパン (WPCL-10681/84).
- ^ a b 小池聡行、オリコン・ウィークリー編集部『小池聡行のオリコンデータ私書箱』オリジナルコンフィデンス、1991年1月1日、14-15頁。ISBN (4871310272)。
- ^ a b c d e f (CT) (CT). 「ノンフィクション エクスタシー」. 中森明菜. ワーナー・パイオニア. (1986年11月10日). LKC-2008.
- ^ (EP) (EP). 「Fin」. 中森明菜. ワーナー・パイオニア. (1986年9月25日). L-1752.
- ^ a b (1988年12月24日) 中森明菜『BEST II』のアルバム・ノーツ [LP]. ワーナー・パイオニア (32L2-49).
- ^ “mora[モーラ] : 中森明菜「ノンフィクション エクスタシー」を試聴・ダウンロード”. レーベルゲート. 2012年8月2日閲覧。
- ^ a b 『ALBUM CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1970 〜 2005』オリコン・マーケティング・プロモーション、2006年4月25日、3,456頁。ISBN (4871310779)。