ノイズロック(英: Noise rock)は、ロックの派生ジャンルの内の1つ。
ノイズロック Noise rock | |
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様式的起源 | オルタナティヴ・ロック インディー・ロック サイケデリック・ロック インダストリアル ドローン・ミュージック |
使用楽器 | ボーカル ギター ベース ドラム |
派生ジャンル | グランジ ポスト・ハードコア マスコア インダストリアル・ロック グラインドコア |
融合ジャンル | |
ノイズポップ | |
関連項目 | |
シューゲイザー エクスペリメンタル・ロック マスロック |
歴史
初期の前衛音楽やロックに内在するフィードバックなどのノイズの要素の影響を受け、1970年代後半のノー・ウェーブバンドであるマーズや(ティーンエイジ・ジーザス・アンド・ザ・ジャークス)がノイズロックを形作る上で重要なバンドであるとされる[1]。
1980年代にジャンルとして顕著になり、北米ではビッグ・ブラック、(バットホール・サーファーズ)、ジーザス・リザード、スクラッチ・アシッド、メルヴィンズ、ダイナソーJr.、ソニック・ユース、スワンズ、ホワイト・ゾンビ、ヘルメット、プッシー・ガロアなどのバンドがノイズロックに分類される様になり[1][2][3]、日本では山塚アイを中心に開発的なノイズロックバンドハナタラシ、ボアダムスが結成される。イギリスでは同時期にノイズポップから影響を受けたシューゲイザーと分類されるバンドが多数出現する様になり、北米や日本とは異なる形のノイズロックが発生する。また、ドン・キャバレロなどのマスロックと位置づけられるバンドもノイズロックに分類される事もある。これらのノイズロックバンドは、ニルヴァーナやホールに影響を与えた[4][3][5]。
「(Category:ノイズロック・バンド)」も参照